呪術廻戦 ファントムパレードのレビューと評価

レビュー内容（4.55点）

• 呪術廻戦 ファントムパレードとは
• プレイ動画
• 関連ジャンル
• プラスポイント
• 見ごたえ十分な演出付きの物語
• キャラが良く動くコマンドバトル
• 戦略性を高める廻想残滓
• 簡単でやりがいある呪術師育成
• 使い込むほどキャラ性能が伸びる
• マイナスポイント
• サポート頼りで進めるのは難しい
• 総評レビュー・総合評価

呪術廻戦 ファントムパレードとは

「呪術廻戦 ファントムパレード」は呪霊や呪物を巡り戦う、呪術師たちの物語を描くファンタジーRPGです。

呪術師たちの出会いや任務の物語に触れながら、呪霊との戦闘や仲間の育成を進めましょう。

アニメ演出付きのストーリーパートと、攻撃やスキルを選び戦うコマンドバトルが楽しい作品です。

会話パートはアニメ演出付き。表情や動きが豊かで見ていて楽しかった。

「呪術廻戦」は週刊マンガ雑誌で連載が始まり、アニメ化や映画まで作られた人気の作品です。

特級呪物を身に宿す主人公「虎杖悠仁」が呪術師の学校に入り、仲間と任務や修行に励む姿が描かれます。

本作はステージでアニメをベースにした物語が体験できるため、原作を知らない方も安心して遊べるのではないでしょうか。

攻撃や補助手段を選ぶだけのバトル。複雑な操作がなく遊びやすい。

ステージを進むと呪霊などとの戦闘が発生し、呪術師の力を借りて撃破しなければなりません。

戦闘はターン制のコマンドバトルで、攻撃や補助技の指示を出すだけの手軽なシステムが採用されています。

呪術師たちの攻撃や必殺技演出は見ごたえがあり、残滓装備でさまざまな戦略が練れるのも面白い点でした。

育成要素も簡単で、素材獲得の手間が省かれている点もありがたい。

呪術師の能力を伸ばす、RPGらしい育成要素も備わっています。

使い込むほど仲間の能力が上がっていくため、推しを鍛え上げる充実感も味わえそうです。

一人で気軽に遊べるタイトルなので、物語やバトルをじっくりと堪能してみてください。

プレイ動画

関連ジャンル

ロールプレイング

ファンタジーRPG

漫画・アニメ

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プラスポイント

見ごたえ十分な演出付きの物語

筆者は原作を知らずに遊んだが、物語の演出に惹かれてどんどん進めてしまった。

アニメやマンガが題材のタイトルでは、原作物語に触れられる点も醍醐味の1つではないでしょうか。

本作は序盤から順にアニメのストーリーを追う形で進むため、未視聴の方でも世界観が分かりやすい作りになっています。

立ち絵の会話だけでなく、イラストや短いムービー演出が物語を盛り上げてくれる点も好感が持てました。

原作とオリジナルの表記があり、再読時に目当ての物語を探しやすい。

また、ゲームオリジナルのキャラが登場し、新録ストーリーが読める点も見逃せません。

原作を知る方向けの楽しみもしっかり用意されていて、解放したストーリーは自由に再読可能です。

物語はボイスの有無を選べるので、音楽やセリフを聴きながら遊んでみてください。

キャラが良く動くコマンドバトル

スキル発動にはEPが必要。属性相性や体力を確認してから技を決めよう。

戦闘パートでは、ターンごとに最大味方4人へ行動の指示を出さなければなりません。

呪術師は通常攻撃の他に2つのスキルを持ち、ターンを重ねると必殺技も発動できます。

防御や回避といったコマンドがなく、攻撃か補助の技を選ぶだけのバトルは遊びやすいと感じました。

二人のカットインで技を締めくくる連携必殺の演出に見入ってしまった。

キャラごとに体術や召喚技と、攻撃時の動きがしっかり作り込まれているのも特徴です。

軽快な動きで攻撃を仕掛ける姿は見ていて楽しく、必殺技の迫力ある演出も見ごたえがあります。

同じターン内で必殺技を重ねると連携が発生し、協力して大ダメージを与えたときの爽快感もたまりません。

次々と攻撃を仕掛ける演出がカッコ良く、協力感が見て取れるのも良かった。

呪術師には近接と遠距離の技があり、同じ距離間の技が続くと連続して攻撃を仕掛ける演出が入ります。

通常攻撃やスキル技の演出が短くまとまっていて、倍速も使えばテンポ良くバトルが進む印象です。

コマンドを自動で選ぶオート機能付きなので、雑魚敵とボスで操作方法を切り替えるのもいいかもしれません。

戦略性を高める廻想残滓

コマンド選択時に廻想残滓の発動も選べる。タイミングを見計らって使おう。

呪術師には、多種多様なイラストが描かれた「廻想残滓」を装備可能です。

キャラや物語の一幕を描いたイラストが美しく、残滓ごとのスキルはバトルでさまざまな付与効果をもたらしてくれます。

火力アップや回復効果を任意タイミングで使えるため、状況に合わせた戦略を練って役立てられるのが面白い点でした。

残滓はステータス上昇効果が大きい。解放が進むとスキル能力も伸びていく。

廻想残滓は所謂装備品で、レベルと上限解放の強化要素が備わっています。

育成して装備するだけで火力と耐久を大きく伸ばせるので、チームの戦力アップに役立ててみてはいかがでしょうか。

簡単でやりがいある呪術師育成

グレード強化でスロット解放を行うと、マスごとにステータスが強化される。

ステージを周回すると、呪術師強化に必要な基本素材を獲得できます。

レベルで基礎能力を上げたりスロット解放を進めたりと、育成要素はシンプルにまとまっている印象を受けます。

レア度によるレベル上限の差などがないため、低レアも育成次第で活躍が見込める場面もありそうです。

必要素材へのガイド機能があり、迷わずサクサク素材が集まるのもうれしい。

さらにスキル強化を行うと、バトル時の通常攻撃やスキル技の性能底上げが狙えます。

素材集めにはスタミナを多く消費してしまうものの、スキップ機能付きで周回が苦になりません。

経験値やスロット素材をサクッと集め、編成キャラの能力値を高めておきましょう。

使い込むほどキャラ性能が伸びる

出撃回数や育成で任務が進む。一定ランクごとにサイドストーリーの解放も。

本作はキャラごとに数々の任務が用意されていて、達成するとキャラランクが上昇します。

ランクに応じて付与ボーナスが付くため、キャラを使い込むほど少しずつ能力が強化される仕組みです。

推しのキャラを何度もバトルに出撃させ、全任務の達成を狙ってみてください。

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マイナスポイント

サポート頼りで進めるのは難しい

サポートなしだと6枠目は機能しない。6体目の自前戦力を置ける機能が欲しい。

戦闘パートでは、最大5人の呪術師とサポート1体を編成してバトルに挑めます。

ただし、サポートには1日の使用回数上限があり、他プレイヤー頼りでステージを進めることはできません。

基本的に自身のキャラを主戦力として使う必要があるため、しっかり育成を行ってからステージに挑むことをオススメします。

総評レビュー・総合評価

「呪術廻戦 ファントムパレード」は、イラストやムービー込みで進む物語に惹き込まれる作品です。

力が入った演出が見ごたえあるバトルも面白く、育成や任務のやり込み要素もしっかり楽しめます。

呪術廻戦の物語に浸りたい方や作品が気になっている方は、ぜひ遊んでみてください。