アホノベルをじっくり遊んで徹底レビュー！

登場人物たちのアホすぎる学園生活を見守るノベルゲーム

「アホノベル」は主人公・たかきの高校生活が描かれたノベルゲームアプリです。

テストに行事に恋愛といった学園モノの定番イベントが、たかきたちの理解不能な言動によってコミカルに描かれます。

ただ読むだけでなく、ルート分岐やミニゲームも楽しめる作品です。

登場人物はみんなアホ

主人公の「たかき」はどこにでもいそうな見た目の男子高校生です。

ただし数回セリフを読めば彼がどこにもいないレベルのアホであることがわかります。

物語はたかきがヒロインのひとり「アホ子」と出会うところから始まります。

もはやセリフを読むまでもなくわかる通り、彼女もそうです。

この他、先生やデスゲイル武美などの個性的なキャラが登場しお話が展開します。

キャラたちは全員ボケを担当するので、ツッコミ役はプレイヤー自身が行いましょう。

雪崩のごとく押し寄せるボケは、さばききれないこと必至です。

ミニゲームや分岐も

物語を読み進めるだけでなく、途中でミニゲームやルート分岐が入ります。

それぞれのヒロインとどんな思い出を作るのか、普通の恋愛ノベルとは違った意味で展開が気になりました。

プレイ動画

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予測不能なキャラの言動と白熱のミニゲームが楽しめる

理解不能なアホワールド

このゲームのコツはあるがままを受け入れることです。

なぜ登場人物たちがそのような行動を取ったのか、理解するのではなく感じましょう。

ボタン連打で勝利を目指す

途中、ボタン操作が必要なミニゲームが挟まります。

まさかそんな要素があるとは思わず、またかなり唐突だったため笑ってしまいました。

しかも難易度はそこそこ高めです。

ゲームオーバーはない代わりに、かなり急いで連打しないと勝てません。

このゲーム最大の難所であり、ここさえ超えればクリアしたも同然なので頑張りましょう。

ちなみに、このミニゲームはヒロインたちがたかきを取り合う展開から発生します。

美味しい展開のはずなのにあまり嬉しくはなかったですが、これは筆者が悪いんだと思います。

事前予約中のタイトル！

手軽なボリュームで各ヒロインとの分岐イベントが読める

分岐前はセーブを忘れずに

読み進めると、たびたび選択肢によるルート分岐が入ります。

そのときごとに違うヒロインとのイベントが見れる仕様で、前の分岐によってエンディングが変わる、というわけではありません。

ルート分岐に差し掛かったら忘れずにセーブをしておきましょう。

セーブスロットは多めなため、ストーリーの要所ごとに記録して見返しやすくするのも便利です。

エンディング直前にもルート分岐があり、どのヒロインとエンドを迎えるか選択できます。

これまでの思い出を振り返り、悔いのない選択をしましょう。

もちろん後からすべてのルートを回収可能です。

遊びやすいボリューム

エンディングまでの所要時間は30分程度と、一気にクリアまで読み進められるボリュームです。

分岐ルートをすべて見ても1時間かかることはないので、全ルート回収がやりやすい作品でした。

「アホノベル」は予測不能の展開がプレイヤーを襲うノベルゲームです。

サクッと読める、ちょっと変わったノベルゲームがやりたい方にオススメの作品です。