クトゥルフダンジョンをじっくり遊んで徹底レビュー！

クトゥルフダンジョンの遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「クトゥルフダンジョン」はすごろく型のRPGです。

ダイスを振って目の数だけ進み、ダイスを振って目の数に応じた攻撃を加え、逃げるときもダイスを振って目の数が足りたら成功します。

シンプルですが死亡率が高く、なかなか緊張感のあるゲームです。

ダンジョンをひたすら先に潜っていくタイプのゲームですが、ダンジョンの中には絶対勝てない強敵もいて、しかも一度負けただけでゲームオーバーで、それまでゲットしたジェムは失われます。

運要素が高く、強敵に当たる恐怖も相まって、「クトゥルフダンジョン」は一筋縄ではいきません。

さて主人公は、近頃近所に巨大ダンジョンが発見された宿屋の経営者です。

冒険者がダンジョンで得た戦利品の売価の一部が宿屋に支払われる仕組みなので、宣伝と宿屋の育成に力を入れて、有能な冒険者に来てもらいましょう。

冒険者を迎え入れるには通常100Gの宣伝費を支払って呼び寄せます。

冒険者は全部で３０種類います。

最初に誘致できるのは、アドベンチャー、ウォーリアー、ウィザード、マーチャントです。

誘致する時にダイスを振り、このダイスによって冒険者の初期能力が決まります。

「クトゥルフダンジョン」のダンジョンには強力な減退魔法がかけられていて、入るたびに冒険者のステータスは初期値に戻ってしまいます。

ダイスを転がしてマスを進めて探索しますが、ダイスは冒険者のステータス「移動力」の数だけ転がすことができます。

出た目の中から一つ選んでその数だけ進みます。

止まるマスには種類があります。

青色のマスでは良いことが起き、赤色のマスでは悪いことが起き、黄色のマスでは吉凶どちらかの極端なことが起きます。

無色のマスでは青、赤、黄のいずれかのことが起きます。

怪しい影のあるマスにはモンスターが潜んでいます。

影が大きければ、より強いモンスターが潜んでいます。

モンスターを倒すことで冒険者は成長し、ジェムも手に入ります。

宝箱のマスでは多くのジェムが手に入ります。

「!」のついたマスは強制的にそこに止まるマスです。

冒険者のHPがゼロになったらゲームオーバーでダンジョンから出ることになります。

その際、ダンジョンで手に入れたジェムその他は失われます。

「クトゥルフダンジョン」ではHPがゼロになる前にダンジョンを出ることが大事です。

厄介なのが「恐怖心」で、これがたまるとダイスの数が少なくなるなど、嫌な効果があります。

HPと恐怖心を回復できる「回復薬」を使って回復できます。

アイテムは他にダイスを追加できる「+ダイス券」、バトルの時に先攻を取れる「先攻奪取券」があります。

バトルはターン制で、どちらかのHPが０になるまで戦いますが、「交渉」や「逃げる」で戦闘離脱することもできます。

攻撃はダイスを振って高い目が出るほど攻撃回数やダメージが増え、６が出るとクリティカル攻撃となり、もう一回ダイスを振れます。

カウンターではダメージを十分の一に減らすことができます。

「逃げる」はダイスの目+「素早さ」の値が難易度を超えていれば成功し、「交渉」はダイスの目+「話術」の値+ジェム支払いの値が難易度を超えていれば成功します。

「クトゥルフダンジョン」はゲームオーバーが多く根気が必要ですが、出てくるキャラクターは個性的ですし、やりこみたくなる魅力があります。