10をつくりなはれ。をじっくり遊んで徹底レビュー！

10をつくりなはれ。の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「10をつくりなはれ。」は、とってもシンプルなルールのパズルゲームです。数字が書かれたブロックはフリックすると動かす事ができ、別のブロックにぶつかると書かれている数字が足し算され、合計数の書かれたブロックになります。ブロックを全部10にできたらクリアです。このように、単純な作りなのに「10をつくりなはれ。」は難しいです。やり始めるときっと度肝を抜かれる事でしょう。

スタート画面もいたってシンプルです。スタートをタップするとステージのレベルを選ぶ画面にうつります。「練習」という初心者モードで腕をならし、超かんたん、かんたん、ふつう、難しい、超難しい、地獄級、超地獄級の7つのレベル全クリア目指して進んで行きましょう。「10をつくりなはれ。」には、超かんたんからふつうまでには各20ステージ、難しいと超難しいには25ステージ用意されていて、その全てをクリアしないと次の地獄級へは進めない仕組みになっています。

下の写真のようにブロックを動かすと数字が足し算されます。この場合だと3のブロックを右に動かし5と足し算して8のブロックを作った事になります。

「10をつくりなはれ。」これのどこが難しいの、簡単すぎてつまらない、と思う事なかれです。問題は単純なくせにやっかいなルールとなっており、ブロックは1度10になってしまうとそこから動かすことは出来なくなります。さらにブロックが消えて灰色になっている部分は、ブロックを途中で止める事ができないので、一番端っこか他のブロックに当たるところまで進めるしかありません。

つまり上の画像のような状態になってしまうと、あと2のブロックと8のブロックをぶつけるだけなのに、思った所で止めることができずスルスルと素通り、すれ違いです。端っこの壁、動かなくなった10のブロックを利用し、うまいこと2と8を合体させなければなりません。

また、このようになってしまってもいけないのがわかりますね。10を作らなければならないのに残されたブロックは5と7と8のみです。これではどう頑張っても10を作る事はできません。そんな時は、右上にある丸い矢印ボタンで1動作ずつどこまでも戻る事が可能です。一体自分はどこで選択を間違えてしまったのでしょうか。推理しながら手順を逆戻りしていると、結局スタートの状態まで戻ってしまう事もしばしばです。こんな単純明快なゲームなのに、やりこんでいくと1ステージクリアするのに丸1日かかったりしてきます。超地獄級なんてレベルになると一体どんな難問が飛び出すのか、くやしさでやる気がみなぎります。

ちなみに、10を越える数字をぶつけてしまうとバッテンが表示され元に戻されるだけで特にペナルティはありません。この「10をつくりなはれ。」には、他にもタイムあたっくというモードも用意されています。タイムあたっくは、制限時間100秒の間にどこまでステージクリアできるかにチャレンジできます。普通のステージで鍛えた直感と10を作る感覚を駆使し、より高いレベルまで進めるよう頑張りましょう！

100秒でタイムオーバーです。「10をつくりなはれ。」のBGMはとてもほんわかした曲がずっと流れているのですが、タイムアタックになると一応BGMが変わります。しかしそれでもほんわかしている感じなので、うっかりじっくり考えてのんびりプレイしてしまうとあっという間に100秒ですので気をつけましょう。

「10をつくりなはれ。」は、単純かと思いきやとても頭を使うパズルゲームです。そのやわらかな画面の雰囲気とはうらはらに悔しくなる程の難しさは、パズルゲーム好きの方はもちろん、普段はゲームなどあまりされない方でも頭の体操にもってこいの面白さです！