この子を殺してをじっくり遊んで徹底レビュー！

この子を殺しての遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「この子を殺して」は親の愛情をテーマとした、緊張感あるサウンドノベルゲームです。

極限状態に追い込まれたとき、親はどんな選択をとるのか、臨場感あるＢＧＭとともにそのテーマを楽しめる作品です。

「この子を殺して」の主な登場人物は、5人家族の亀吉家です。

家族構成としては両親に、3人の息子と、そうありえない設定ではありません。

どこにでもいそうな平凡な家族がハワイへの家族旅行に出かけようとしたときに重大な事件が起こります。

「この子を殺して」は、ポイントをためることで話を読み進めることができるようになっています。

次のチャプターまでのポイントは画面左上に表示されており、画面いっぱいに並んだ本をスワイプして回収することでポイントが溜まる仕組みになっています。

本は画面に時間経過で溜まっていくので、課金等の必要はありません。

気長にゆっくり本を貯めるくらいの気持ちで読んでいけばいいと思います。

序盤は、とても平和なシーンが続きます。

家族の関係性や、登場人物たちの感性が垣間見える日常風景が描かれていて、とても「この子を殺して」などというセリフが飛び出す作品には見えません。

しかし、こういった日常のワンシーンにも伏線があり、何気なく出てきた人物が意外なキーパーソンだったりするので、しっかり読んで覚えておいた方が楽しめるのではないでしょうか。

亀吉家を襲う事件というのは、ハワイへ向かう飛行機の中で起こったハイジャックでした。

ハイジャック犯は自分たちの要求が通らなければ、乗客を殺していくというのです。

できるだけ巻き込まれないように気を付けていた亀吉家でしたが、運悪く、「殺される人質」として選ばれてしまいます。

一人目の犠牲者を亀吉家の母親・恵子に決めさせようとするハイジャック犯、恵子はどんな判断を下すのでしょうか。

そして、その決断は家族にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

「この子を殺して」は、一つの小説がチャプター区切りで13個に分けられています。

絶妙なポイントで区切られているため、「この次の展開は一体どうなるのか」と読者をハラハラさせてくれますが、次のチャプターのポイントが溜まっていないことも多々あると思います。

チャプターが進むにつれて必要なポイント数も増えていくので、終盤は一気に読めるようにしっかりポイントを貯めてから読んだ方がいいかもしれません。

「この子を殺して」を読み進めるためのポイントは、初期状態では青いカバーの本一冊につき2ポイントたまります。

しかし1冊2ポイントでは、なかなか中盤以降のチャプターにたどり着けないと思います。

そんなときはショップを見ることをおすすめします。

一日一回起動するたびにショップの機能が解放され、一冊で沢山のポイントが得られる本が出現するようになります。

本は得られるポイントに関係なく、10秒に1冊ずつ画面に増えていきます。

画面にストックされる本の数は25冊までです。

そのため、250秒、つまり4～5分に一回このアプリを起動すればこつこつポイントを貯めていけるのではないでしょうか。

ショップ機能の解放をしていけばどんどん効率が上がっていくので、一日で読み切るというより、何日かかけてじっくり読み進めるのがおすすめです。

「この子を殺して」は、TwitterやFacebook、LINEなどでほかの人に共有できるようになっています。

おすすめの広告を見ても、SNS連携をしても、特に得られるものなどはありませんが、ゲームのストーリーが面白かったり他の人の感想を聞いてみたいときに利用してもよいのではないでしょうか。