十三怪談をじっくり遊んで徹底レビュー！

十三怪談の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

チャット風ノベルゲーム「十三怪談」は、友人とやり取りするチャットの選択によって友人の命を守っていくゲームです。

ある日、何気なくきたチェーンメールの中に「呪いのメール」がまぎれていました。

主人公はメールの内容を信じずに削除してしまいますが、そこから身近な13人の友人たちに奇妙な不幸がふりかかり始めます。

「十三怪談」では、好きな友人からチャット相手を選びストーリーを開始することができます。

チャットポイントはチャットに返信するたびに貯まっていくので、次々とチャット相手を選択してストーリーを増やしていきましょう。

チャット相手からの返信には時間がかかるため、複数のチャットを同時に進めていくことをオススメします。

13人いるチャット相手には、近所の年下の少年から大学生である親友、バイト先の同僚と幅広いキャラクターがそろっているので、好きなキャラクターや興味がある怪談から選択してみましょう。

何気ないチャットですが、できるだけ相手のことを考えた返信をしていきます。

あなたの返信によって、友人たちの命のろうそくが変化して行きます。

親身になった対応をすればろうそくは溶けにくく、ないがしろな対応をすると速く燃えていってしまいます。

多数のキャラクターとチャットをして行くことができる「十三怪談」では、暇せずストーリーと楽しんで行くことができますが、特定の友人との会話を早く進めたい場合は返信時間を短縮することもできます。

短縮ろうそくをタップすることで返信時間が早まって行くので、複数の指を使ってタップすると速くストーリーを進められますね。

チャット相手との画面にノイズが走り赤くなってくると危険信号です。

あなたの選択次第で友人の命のろうそくが消えてしまう可能性があるため、慎重にメッセージを選ばなければなりません。

ろうそくが長く残っていたとしても、火が消えてしまったらバッドエンドに直行してしまいます。

キャラクターにはそれぞれ3つのバッドエンドとノーマル、そして救出成功の5つのエンディングが用意されています。

すべてのストーリーで友人を救出していきたいところですが、会話の進み具合によってそれぞれ違ったバッドエンドも見逃せませんね。

「十三怪談」で用意されている怪談には、誰もが知っている「口裂け女」もありますが、「おむすびころりん」といった童話をモチーフにしたものもあり、童話からどのような怪談になるのかを楽しみながらストーリーを進めることができます。

チャットのやり取りをしているとヒントが表示される場合があります。

ストーリーを救出に導きたい場合はヒントを利用するのも一つの手段です。

ヒントにより選択肢を確実なものとして友人の命を守っていきましょう。

「十三怪談」は13の怪談話をベースにしていますが、選択肢の難しさ、エンディングの多さを考えるとかなりじっくりと楽しむことができます。

はたして、親身なチャット対応で友人たち全員を救出へと導いていくことはできるのでしょうか。

そして、救出の先にあるのは本当の救出なのでしょうか。

冷ややかな涼しさにを求めるなら、「十三怪談」は蒸し暑いときにうってつけのアプリになっています。