ビックリマン・ワンダーコレクションのレビューと評価

レビュー内容（3.50点）

• ビックリマン・ワンダーコレクションとは
• プレイ動画
• 関連ジャンル
• プラスポイント
• 高難易度クリアでシールが集まる
• 天使たちと歩むオリジナル物語
• 裏面まで再現された数々のシール
• マイナスポイント
• 収集メインで他の要素が少なめ
• 大人数同士のバトルにならない
• 操作不能の不具合に不満が募る
• 総評レビュー・総合評価

ビックリマン・ワンダーコレクションとは

「ビックリマン・ワンダーコレクション」はビックリマンのキャラとシールを収集し、敵を倒して次界に進むコレクションRPGです。

実物を再現したシールを集めながら、好みのチームで魔物や異カイジュウとの戦いに勝利しましょう。

天使や悪魔の力を借りて敵と戦うオートバトルと、高難易度ステージの周回にやりがいを感じられる作品です。

第1弾から登場したシールが収録。集めていた時期のシールが見つかるかも。

本作はチョコ菓子「ビックリマン」を題材にした、シール収集が目的のRPG作品です。

収録シールが裏面含めて再現されているのが特長で、懐かしさとワクワク感を味わえるタイトルとして作られています。

オリジナルシールも追加されているため、鑑賞モードで気になるキャラを眺めてみてはいかがでしょうか。

主人公は天使側の協力者。悪魔側も本の力に目をつけて動き出す。

プレイヤーは不思議な力を持つ本の所有者として、次界と呼ばれる場所を目指して冒険します。

ビックリマンおなじみのキャラたちが登場し、天使と悪魔の戦いを描くオリジナル物語も読みごたえ十分です。

王道展開で描かれる物語を、仲間や敵の立ち絵にも注目して遊んでみてください。

一部キャラはスキルに専用演出が付く。動くイラストは見ごたえ十分。

バトルパートでは、10体以上のキャラを編成して魔物や異カイジュウたちと戦い抜きます。

数多くのキャラが動き続けるバトルは見ていて楽しく、カットインもあるスキル演出に目を奪われました。

高難易度ステージをクリアしながら、ドロップシールの全収集を目指しましょう。

プレイ動画

関連ジャンル

ロールプレイング

カジュアルRPG

キャラゲー

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プラスポイント

高難易度クリアでシールが集まる

ノーマルをクリアするとハードやEXに続く道が解放されていく。

本作はステージにノーマル・ハード・EXの難易度があり、進行に応じて物語や収集が進む仕組みです。

ハード以上はドロップ対象にシールが入っていて、繰り返しの周回で限界突破やキャラの育成素材が集まります。

数多くの高難易度ステージはやりごたえ抜群で、クリア報酬やドロップ品で高レアシールが手に入るのもうれしいポイントでした。

手動でスキルを発動。発動ゲージが溜まりやすく、ザコ敵に使っても問題なし。

ステージバトルはスキルのみ手動使用可能なセミオートバトルで、基本行動は自動化されています。

編成キャラ数が最大12人とかなり多く、仲間が次々と攻撃を仕掛けていくバトルに爽快感も味わえるのではないでしょうか。

序盤から自動化や倍速が利用でき、複雑さがない戦闘は老若男女問わず遊びやすい印象です。

4人チームを3つまで作れる。チームごとの属性を統一するのが良いかも。

また、バトル中に自動で効果が発動し、味方をサポートするシールも編成可能です。

特定属性に効果を発揮するリーダースキルもあり、効果に合わせて編成キャラや配置を考えなければなりません。

バトルキャラとサポートシールの相性を考えながら、自分好みのチームを作ってみてはいかがでしょうか。

天使たちと歩むオリジナル物語

シナリオイラストが文字に隠れるため、拡大表示の機能が欲しいところ。

ストーリーでは、天聖界と天魔界の争いを描いたオリジナル展開の王道物語が読み進められます。

異カイジュウと呼ばれる新たな勢力まで登場し、表情豊かな立ち絵イラストのかわいさにも癒されます。

天使と悪魔の両サイドの会話場面だけでなく、クスッと笑えるコミカルな一幕にも注目して遊んでみてください。

裏面まで再現された数々のシール

育成素材は周回で獲得。シールと一緒に素材が集まるのは楽でありがたい。

本作はステージ周回やガチャを引くと、バトルキャラとサポートシールの収集が進みます。

バトルキャラにはレベルやブースト育成などの強化要素があり、周回努力が戦力アップに役立つこと間違いなしです。

キャラごとに前衛・中衛・後衛と立ち位置が決まっているため、役割ごとのキャラを鍛え上げておきましょう。

実物を見た記憶が残るシールもあり、少しずつ図鑑を埋めるのが楽しかった。

サポートシールはガチャのほか、高難易度ステージのドロップ報酬でも収集可能です。

シールを埋める図鑑要素付きで、第1弾から順にビックリマンシールの歴史が振り返れるのも面白い点でした。

キャラやシール獲得時にお菓子を開ける演出があり、どんなシールが出るか分からないワクワク感を味わわせてくれるのも好印象を受けます。

キラキラシールの角度を変え、光り方に注目して眺めるのも面白いかも。

さらに図鑑に収録したシールは鑑賞モードを使用し、イラストを自由に眺められます。

スマホの傾きに合わせて角度が変わる機能があり、実際のシールに書かれた裏面まで再現されているのは驚きが隠せません。

鑑賞の楽しみが収集欲を掻き立ててくれるだけでなく、図鑑埋めの達成感に浸れる点もプレイヤーのやる気につながっていくのではないでしょうか。

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マイナスポイント

収集メインで他の要素が少なめ

ホーム画面でお気に入りシールを配置し、動く場面を眺められるのは良かった。

本作は基本となるステージ以外だと、素材集めダンジョンしかバトルコンテンツがありません。

高難易度ステージはあるものの、バトルのやり込み要素はほとんどなく周回行動の繰り返しに飽きを感じてしまいそうです。

腕試しの場として、属性制限ダンジョンなどのコンテンツがあれば遊びの幅が広がるかもしれません。

大人数同士のバトルにならない

ボス戦は敵が1体しかおらず、動きが少なめで物足りなく感じる。

バトルはプレイヤー側のみ12体のキャラが登場し、敵は多くても3人ほどの相手しか登場しません。

大人数同士のバトル展開がなく、通常行動の動きも単調で少し盛り上がりに欠けてしまう印象を受けます。

敵味方を同人数にしたバトルがあると、目まぐるしく動く戦況に熱中しながら遊べそうです。

操作不能の不具合に不満が募る

筆者環境ではバトルとシール育成時に操作を受け付けず、再起動が必要だった。

筆者プレイ時点では、バトルで行動が全停止したり育成操作が受け付けない不具合が多々発生しました。

不具合でスタミナが無駄に消費されるなどはないものの、何度も起きるとストレスが溜まってしまいます。

ゲーム動作がかなり不安定なので、早めの改善に期待したいところです。

総評レビュー・総合評価

「ビックリマン・ワンダーコレクション」は、昔懐かしいシールの収集と鑑賞をじっくり遊べる作品です。

動作の不安定さが気になるものの、高難易度ステージや図鑑埋めと歯ごたえあるやり込み要素に熱中してしまいます。

ビックリマンや収集が目的のRPGが好きな方は、ぜひ遊んでみてください。