七つの大罪 リトルクロニクルのレビューと評価

レビュー内容（3.80点）

• 七つの大罪 リトルクロニクルとは
• プレイ動画
• 関連ジャンル
• プラスポイント
• 騎士や魔神のかわいいちびキャラ
• カードドローで希少素材も揃う
• 喧嘩祭りや試練の塔で腕試し
• 神器と酒場の成長も欠かせない
• マイナスポイント
• ストーリーの進行ペースが遅い
• キャラにボイス演出はなし
• 総評レビュー・総合評価

七つの大罪 リトルクロニクルとは

「七つの大罪 リトルクロニクル」は騎士や魔神でチームを作り上げ、ステージを進み原作物語に触れる放置系RPGです。

ちびキャラたちが戦う姿を眺めながら、仲間や酒場の育成で戦力を高め続けましょう。

アニメイラスト付きのストーリー要素だけでなく、多彩な仲間の収集や運も絡むドローゲームも楽しめる作品です。

アニメカットインが物語を彩る。序盤からストーリーを振り返れるのがうれしい。

本作は週刊誌で連載が始まり、アニメも長期続いて映画製作までされた「七つの大罪」のゲームタイトルです。

大罪を犯した7人や彼らを追う聖騎士、魔神までもプレイアブルキャラとして登場し、自分好みのチームでバトルに挑めます。

アニメ版ベースのストーリー要素付きなので、物語を振り返りながら遊んでみてはいかがでしょうか。

クリティカル性能を伸ばす研究育成も。成長に運が絡むのも面白かった。

戦闘はフルオート系のシステムで、眺めるだけと手が掛かりません。

出目に応じてイベントが起こるドローゲーム付きで、ステージ攻略の合間に触れられるコンテンツが豊富なのも良い点です。

バトルとカードで大量の育成素材を集め、推しキャラを最高戦力として鍛え上げてみてください。

プレイ動画

関連ジャンル

ロールプレイング

カジュアルRPG

漫画・アニメ

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プラスポイント

騎士や魔神のかわいいちびキャラ

仲間はアニメイラスト付きで、キャラ獲得の機会が多いのもありがたい。

本作は七つの大罪の登場人物がちびキャラ化し、それぞれの武器や技で戦う姿を眺めて楽しめます。

おなじみの騎士以外に登場期間が短い所謂モブキャラもプレイアブル使用可能で、異形の魔神まで仲間に加わるのは驚きました。

人間や巨人、天使に妖精とキャラ数が充実しているため、推し中心のチームを組んでみてはいかがでしょうか。

ホーム画面の戦闘で素材集め。オフラインでも13時間まで戦闘が継続される。

戦闘は手軽なフルオートバトルで、チームには最大8人の仲間を編成できます。

ホーム画面で常に戦い続けるちびキャラの姿がかわいく、雷撃や体を変形させて攻撃を放ったりと、キャラごとの動きから目が離せません。

オート使用の必殺技は発動順を調整できるので、火力や支援とタイプに合わせた順番を考えましょう。

カードドローで希少素材も揃う

3枚の絵柄が揃えば特殊演出が発生し、消費スタミナに応じた量の報酬を獲得。

ステージ戦闘中にドローボタンをタップすると、スタミナを消費してカードを3枚引けます。

引いたカードの絵柄に応じて資金や経験値素材などが手に入り、スロット感覚で遊べる運絡みのドローゲーム要素があるのも面白い点でした。

キャラ獲得に役立つ希少素材もドロー獲得が可能で、どの絵柄が出るかわからないワクワク感もたまりません。

襲撃は高い階層を攻めるほど報酬がアップ。引っ張って飛行距離を伸ばそう。

また、イベントカードを揃えると、料理探しや襲撃のミニゲームが発生します。

料理を見つけると一定時間のステータス強化効果が付き、襲撃ならほかプレイヤーの酒場を襲って資源を奪えます。

ミニゲームにデメリットはなく難しい操作もいらないため、バトルの気分転換に役立ってくれるのではないでしょうか。

喧嘩祭りや試練の塔で腕試し

タワーは序盤から敵が強め。しっかり戦力を整えてから挑みたい。

本作はステージ攻略のほかに、特定素材を集められるダンジョンや対戦コンテンツが備わっています。

ダンジョンはキャラや酒場の成長につながり、喧嘩祭りに参加すればほかプレイヤーの編成との腕試しに挑戦可能です。

高難易度付きのタワーバトルや防衛戦などもあるので、ステージと合わせてサブコンテンツにも触れてみてください。

神器と酒場の成長も欠かせない

キャラには勢力ごとの図鑑があり、収集量が増えると能力ボーナスがもらえる。

ステージやタワーなどを円滑に進めるには、キャラのレベルアップと覚醒が欠かせません。

仲間はレア度問わず6回の覚醒ができ、成長に応じて攻撃力・防御力・HPが伸びていきます。

成長リセット機能もあるため、気になるキャラを一度育てて運用してみるのもいいかもしれません。

神器は素材を消費してランダム獲得。レア度が高いほど能力が伸びやすい。

さらに育成のやり込みとして、酒場強化と神器収集要素も付いています。

酒場が育つと全キャラのステータスが成長し、7種類の神器も特定能力を大幅に強化してくれる仕組みです。

各育成はステージ攻略と平行してできるので、進めながら強化を行っておきましょう。

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マイナスポイント

ストーリーの進行ペースが遅い

アニメイラスト付きなのはいいものの、もう少し物語をテンポ良く読みたい。

ストーリーはステージを進行し、繰り返しの任務をこなすと進んでいく形です。

ただ、1つ1つの会話は短めで、序章を終えるまでに70以上のステージを超えなければなりません。

序盤シナリオの仲間探し段階でかなりの攻略数が必要で、物語重視の方はスローペースで進む点にストレスを感じそうな印象を受けます。

キャラにボイス演出はなし

主要キャラもボイスがない。アニメ版と同じ声優さんの声演出がほしいところ。

本作はアニメ版がベースになっているものの、キャラにボイス演出は付いていません。

バトルはBGMと効果音が流れるだけで、ボイスがない点は味気なく残念に感じてしまいました。

Live2D演出付きのキャラもいるため、高レアだけでもボイス演出があれば盛り上がりそうです。

総評レビュー・総合評価

「七つの大罪 リトルクロニクル」はカードの絵柄を揃えながら、オートで進むちびキャラの戦闘を眺めて楽しめる作品です。

ドローで大量の資源獲得やミニゲームが遊べるのが良く、やりがいのある育成要素が揃っている点も見逃せません。

七つの大罪が好きな方や隙間時間向きのRPGに触れたい方は、ぜひ遊んでみてください。