シャドウブライドのレビューと評価

レビュー内容（3.25点）

• シャドウブライドとは
• プレイ動画
• 関連ジャンル
• プラスポイント
• 判断力が試されるバトル
• リアルな絵柄で描かれる女性たち
• シンプルで遊びやすい育成要素
• マイナスポイント
• 刺激的な表現が多い
• 和訳の甘さが目立つ
• 進むほどストーリー要素が薄まる
• 総評レビュー・総合評価

シャドウブライドとは

「シャドウブライド」は、魔法を操る女性たちを率い、悪魔の力を宿す敵と戦うダークファンタジーRPGです。

個性豊かな仲間を集めてチームを作り、敵リーダーの撃破を目指して戦います。

キャラの性能を活かして戦うバトルと、女性たちとの交流要素が楽しめる作品です。

主人公は魔術師となった女性と協力し、女王を倒すために各地を巡る。

本作は地獄の門が開き、悪魔の力が溢れたファンタジー世界が舞台です。

悪魔の心臓を宿す主人公が特別な力を持つ女性たちと協力し、諸悪の根源である女王「ベリトリ」に挑む物語が描かれます。

リアル調のキャライラストは見ごたえがあり、ダークな世界観に惹き込まれました。

左側の自陣に仲間を召喚して戦う。どこに誰を置くかはプレイヤー次第。

戦闘は仲間を喚び出して戦うシミュレーションバトルです。

キャラごとに攻撃範囲やスキル能力が違うため、状況に応じて戦略を練りながら戦闘に挑めます。

仲間を召喚すると後はオートで進むため、複雑な操作なしで遊べるのもうれしいポイントです。

司祭や冒険者といったキャラを集め、イラストを眺めるのも楽しい。

ストーリーやバトル以外に、仲間の育成や交流要素も用意されています。

編成キャラの育成でチーム戦力を伸ばしたり、親密度アップでさらなる能力アップが望めます。

さまざまなプレゼントを贈り、好みのキャラを深く知っていくのもいいかもしれません。

プレイ動画

関連ジャンル

ロールプレイング

ファンタジーRPG

ダークファンタジー

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プラスポイント

判断力が試されるバトル

敵の陣形に合わせ、縦1列や単体などの攻撃手段を持つ仲間を召喚していく。

バトルでは、自陣に仲間を喚び出しながら、敵リーダーユニットの撃破を目指します。

操作は召喚だけとお手軽ながらも、敵に合わせて性能を活かせる仲間を選ばなければなりません。

増援で敵陣形が変わるステージも多く、戦況に応じた判断が試される戦略性の高さにやりがいを感じます。

攻撃はオートで発動。各キャラの必殺技演出も見応えがあった。

また、バトル中にHPがなくなり、倒された仲間は再召喚できません。

一度陣形が崩れると立て直すのは難しいので、召喚順や配置場所を考えるのも大事です。

アタッカーとサポートのどちらが欠けても勝利が遠のく、絶妙な難易度バランスも好印象でした。

リアルな絵柄で描かれる女性たち

仲間キャラは30人以上。どの女性のイラストもキレイで見入ってしまう。

本作には吸血鬼や魔女など、個性的な仲間がたくさん登場します。

一部キャラはLive2Dのアニメ演出があり、世界観に合うリアルな絵柄で描かれているのも特徴です。

キャラの過去を知れる個別物語も付いているので、ぜひ読み進めてみてください。

信頼度アップで能力が微上昇。大きく影響するほどではないがあるとうれしい。

また、お気に入りキャラと絆を深めていく交流要素もあります。

贈り物を渡すことで信頼度が上昇し、新たなプロフィールや個別物語を解放可能です。

信頼度はステータスアップにもつながるため、好みのキャラへプレゼントを贈ってみましょう。

シンプルで遊びやすい育成要素

装備にもレベルがあり、育つほど装着時のステータス上昇量が伸びていく。

基本の育成要素はレベル・限界突破・装備の3つだけで、シンプルにまとまっている印象です。

素材に複雑なジャンル分けがなく、スキップ機能を使ってサクサク集められます。

放置報酬機能もあるので、隙間時間のプレイでも簡単に育成が進んでいくのではないでしょうか。

限界突破でレア度も上昇。低レアでも優秀な戦力として戦い続けられる。

限界突破はキャラの欠片が必要素材で、高レアほど育成難易度が高めです。

しかし、限界突破の進行時に別キャラの欠片が手に入る特典付きで、不要な欠片は素材として使えます。

集めにくい素材もいくつかの獲得手段があり、好きなキャラを使い続けやすいのも良い点です。

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マイナスポイント

刺激的な表現が多い

肌露出が多いキャラのイラストは好みが分かれてしまうかも。

本作では、物語のセリフやキャライラストに刺激的な表現が多くなっています。

恐怖を煽る演出はないものの、露出度高めのイラストがあるためプレイ場所を制限しそうです。

アニメ調のイラストや明るい世界観が好きな方は、苦手意識を持ってしまうかもしれません。

和訳の甘さが目立つ

主人公と相手女性の口調が入れ替わっているようなシーンもあった。

物語には「真血」や「悪魔」など、いくつかの専門用語が登場します。

ただ、同じ用語のはずなのに変換が異なっていたり、主人公の口調にもまとまりがありません。

主人公は男性のはずなのに女性口調で話す場面も多めで、セリフの不自然さが目立ちます。

進むほどストーリー要素が薄まる

キレイなイラストを使った会話演出が進むほど減ってしまうのは難点。

本作は、章ごとのステージクリアで物語も同時に進行していく仕組みです。

しかし、ゲームが進むほどノベルパートの発生が少なくなり、5章ほどから文字だけの簡易演出になります。

世界観が気になる作品なだけに、ストーリー要素が減っていくのは残念に感じました。

総評レビュー・総合評価

「シャドウブライド」では、リアル調のイラストで描かれた仲間の育成や交流を楽しめます。

物語に不満な点がいくつかあるものの、判断力を試す戦略性の高いバトルはやりごたえ十分です。

ダークな世界観のゲームが好きな方、シンプルな戦略バトルを遊びたい方は、ぜひ試してみてください。