星海の眼をじっくり遊んで徹底レビュー！

学園の七不思議の謎を追うマルチエンドのホラーノベルゲーム

「星海の眼」は学園で噂される七不思議を調べていくアドベンチャーノベルゲームアプリです。

選択肢やマップ探索によって物語が分岐するマルチエンディング形式になっています。

ジャンルはホラーですが、怖さ以上に先の気になる展開に引き込まれる作品です。

タップ操作で物語を読む

基本はタップでセリフを読み進めていきます。

メッセージウィンドウの右上にあるメニューからログを確認できるので、誤タップをしても安心です。

途中何度も選択肢が表示され、選択によって物語が分岐していきます。

選択肢表示後もメニューからセーブができるので、後で他のルートを見るためにも記録しておきましょう。

新聞部員として七不思議を調査

主人公は部員が足りず廃部の危機にある新聞部に所属しています。

部員を集めるため、生徒たちが興味を持ちそうな「七不思議」を調査し、怪異に巻き込まれるというストーリーです。

登場キャラは学園の女生徒を中心に5名ほどいます。

最初は何とも思わなかったのですが、物語が進むにつれどのキャラも何だか怪しく見えてきました。

第1章からかなり先の気になる展開になっています。

プレイ動画

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選択肢による分岐やマップ探索など、プレイヤーの選択で物語が変わる

選択肢で物語が分岐

第1章のタイトルは「ドッペルゲンガーの鏡」、七不思議で噂される鏡を調べた主人公は学校によく似た異世界に取り込まれてしまいます。

異世界に入ってから選択肢を選ぶ際はセーブを忘れずにしておくことをオススメします。

選択肢によってはそのままバッドエンドに直結するからです。

第1章だけでもバッドエンドが複数用意されています。

どこで悪い方に分岐してしまったのか探るためにもセーブは分けて行いましょう。

いろいろな可能性を試してトゥルーエンドを探していくのが楽しいです。

自由度高めのマップ探索

選択肢以外にもマップから行きたい場所を選択するパートもあります。

一応シナリオ上の目的地があるのですが、それ以外の場所を探索することもできます。

探索では場所によっていろいろな会話を見られるので余裕があれば会話イベントを回収して回るのもいいですね。

もしかするとシナリオ分岐があるかもしれません。

事前予約中のタイトル！

クトゥルフ要素もある、気になる要素の散りばめられたシナリオが魅力的

先が気になるシナリオ

この作品のシナリオは第1章を読んでいるだけでも気になる要素が散りばめられています。

例えば七不思議の最後のひとつは誰も知らない、というのは定番の設定ですが、この作品ではひとつではなく二つ知られていません。

この伏線は第1章中に種明かしがあるのですが、シナリオの本筋に大きく関わる部分で「なるほど」と思いながらも少しゾクっとしました。

これ以外にも先の展開の想像を掻き立てるようなセリフや描写が多かったです。

前述しましたが、特に登場人物たちについては筆者はいろいろと想像（妄想）を掻き立てられました。

この人は実は敵なのではないか、と疑いたくなるような描写が細かいものも含めて多く、読んでいて先が気になりました。

クトゥルフ要素もあり

また、シナリオにはクトゥルフ関連の設定を持つキャラも登場するので、クトゥルフ神話好きの方には気になる部分ではないでしょうか。

筆者はクトゥルフにはあまり詳しくないのですが、知らなくても楽しめるシナリオだったので筆者のような方でも安心です。

「星海の眼」はマルチエンド形式のホラーノベルゲームです。

普段ノベルゲームはあまりやらない筆者ですが、先が気になる展開にドンドン読み進めてしまいました。