キャラバン戦争をじっくり遊んで徹底レビュー！

奪って運んで拠点を育てるタワーディフェンス系ストラテジーバトルゲーム

「キャラバン戦争」はユーザー対戦で物資を奪い合う、タワーディフェンス型ストラテジーバトルです。

敵が目標地点に到達する前に、撃破して物資を盗みましょう。

奪った物資を使用し拠点を育て、自軍が襲撃に耐えられるよう強化していきます。

商隊としての取引もこなしながら、強盗団でもあるという世界観がユニークな作品です。

ルートから適切なユニットや塔を選択するという、戦略的なバトルが楽しめます。

芝生の上で、ユニットを選択しタップすることで出撃できます。

出撃ユニットには編成コストがあり、人数に制限があります。

そのため、どのタイミングでどこに配置するかが非常に重要です。

編成コストは、酒場をレベルアップすることで増やせるので少しずつコスト上限を上げていきましょう。

塔は決められた位置に建てられますが、左下に表示されるドクロマークのコストを消費します。

コストは一定時間で少しずつ回復します。

戦線を抜けられた時に足止めできないと困るため、塔1つ分のコストを残しておくと安心です。

もしも戦線を抜けた敵ユニットがいた場合は、まず塔を建てて足止めしましょう。

拠点は先述した酒場や工房の他、様々な効果をもつ施設を建てられます。

「キャラバン戦争」では、施設のレベルアップに時間がかからず、素材があればすぐに強くなれるのが魅力的でした。

必要となる黄金は商隊としての取引と、輸送駅の強化で比較的簡単に稼げますし、品物は強奪できます。

どんどん奪って強くなっていけるのは、とても嬉しい仕様でした。

プレイ動画

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敵が目標地点に到達するまでに、どう倒して奪うか戦略を練るのが楽しい

強奪を選択すると、ランダムなユーザーが選ばれます。

敵の通るルートは、数秒間光るラインで示されるので、覚えるようにしましょう。

30秒の間に敵の編成を見て、有利となるようにユニットを編成し直すことが大切です。

ユニットの攻撃対象を把握しておらず、空中部隊に壊滅させられたこともあったので、所持しているユニットには1度目を通しておくと良いです。

リアルタイム対戦ではありませんが、白熱したバトルになることもあり夢中でプレイしていました。

塔にも攻撃対象があり、コストもそれぞれ変わります。

先述した通り、コストを消費して配置するので効果のないものを建ててしまうと致命的です。

「キャラバン戦争」では、所持しているユニットや塔の特性を、きちんと把握しておくことが勝利のカギだと感じました。

地上と空中の攻撃バランスが難しく奥深いバトルが絶妙なのが魅力的です。

ユーザー対戦のマップとルートはランダムです。

瞬時の判断力が問われるため、戦力が勝っているからといって簡単に勝てるわけではないのが面白いところです。

何をメインで敵を倒すかはユーザー次第というのも、戦略を練る上で自由度が高く楽しめました。

試行錯誤しながら、強奪して強くなっていきましょう。

勝利画面では、奪った物資が表示されます。

この時犠牲となったユニットと表示されますが、失うわけではないので安心です。

規定の時間をかけて治癒すればまた戦線復帰できるので、ユニットを失う心配がなくバトルできるのは嬉しい仕様でした。

ぜひ100パーセント勝利を目指して、育成を進めてみましょう。

自軍のキャラバンは、防衛ユニットを配置して守りを固められます。

ユニット同士がくっつくように配置しながら、効果的に防衛できるよう考えるのがとても難しかったです。

防衛ユニットには回復ができるキャラクターもいるので、獲得できた場合配置すると良いと思います。

防衛に関しては、正解がわからずまだ試行錯誤しているところです。

試行錯誤できるところも、やり込み要素として楽しめると感じました。

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強奪も防衛も強化できる育成システムとユーザー思いの仕様が魅力的

強奪ユニットは酒場で、防衛ユニットはアカデミーで黄金を消費して強化します。

ユニットのレベル上限は施設に由来するので、施設とユニットの強化を満遍なく行うと効率的です。

エピックキャラクターは強力なため、優先して強化すると良いかもしれません。

塔は工房からレベルアップできます。

また、CPUと戦うキャンペーンをクリアしていくと、付加装備が開放されます。

付加装備を付けることでより強力な攻撃が出せるため、塔をメインで戦うスタイルのユーザーはこちらを優先すると良いと思います。

司令部から行える取引では、規定時間の経過で黄金を獲得できるため、資金に困ることがありませんでした。

また、各取引が完了すると宝箱を開封できます。

宝箱から獲得できるユニットや魔法はランダムですが、ガチャに頼らず収集できるので、戦力補強も比較的困らずに行えました。

「キャラバン戦争」にはチャット機能があるので、攻略に詰まったら他のユーザーに相談するのも良いです。

また、ギルドとしての「部族」もあるため、合う部族を探すのも楽しみの1つとなるのではないでしょうか。

残念ながら部族はとても人気で、今回参加できるところを見つけられませんでした。

自ら部族を設立して、気の合う仲間を募ってみるのも良いかもしれません。

百科事典では各ユニットを動画で確認できるため、攻略に詰まった場合、百科事典を見ながら編成を吟味するのもおすすめです。

「キャラバン戦争」はとてもユーザー想いの仕様が多く、ストレスなく楽しめる作品でした。

戦略的なバトルが好きな方、じっくりやり込める作品をお探しの方におすすめしたいです。