メッセンジャーシンドロームをじっくり遊んで徹底レビュー！

理不尽だらけの社会生活を疑似体験できるSNS風アドベンチャーゲーム

メッセンジャーシンドロームは、理不尽な先輩たちに囲まれた社会生活を疑似体験できるSNS風のアドベンチャーゲームです。

主人公「山田」は一ヶ月間のインターンシップの中で業務をこなしながら、先輩社員や部長などの機嫌を損なわないように振る舞い、正社員としての採用を目指していくことになります。

状況に応じて「返信しない」ことを選ぶ必要もある。

ゲームは一日ずつ進行するようになっており、メッセージアプリ内のやり取りを上手く乗り越え、無事に一日を終えることを目指していきます。

一ヶ月間のストーリーには連続性があり、過去に起こった問題などが返信のヒントになっている点も特徴です。

レトロなドット画面は、ストーリーの理不尽さに反して可愛らしい雰囲気。

社内の画面では、吹き出しアイコンで登場人物たちの心理状態を見られる時があります。

また、メッセージアプリの中では心理状態を隠している人もいるので、アイコンが表示されている時は隠された意図や真意を読み取っていきましょう。

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全体チャットと個人チャットを使い分けていくリアルな人物描写が魅力

誰の意見を参考にするかで結末が変化する。注意して選ぼう。

社内には複雑な人間関係があるため、社員全員が参加するチャットと、1対1で会話できる個人チャットが存在しています。

全体チャットと個人チャットで意見を使い分ける人も多いため、全体チャットでは流れを見ながら返信内容を選ぶのがおすすめです。

社内では「空気を読む」ことが最善だが、思わずイラッとしてしまうことも。

状況に合わせた選択肢を選ぶとステージクリアとなり、次の日へ進むことができます。

インターン中の主人公にとっては理不尽な展開も多く、ステージをクリアしても不満が解消されないことも珍しくありません。

謝罪の選択はケースバイケースなので、相手の性格に合わせるのがおすすめ。

理不尽な展開に反論すると、高確率でゲームオーバーになってしまいます。

ゲームをスムーズに進めたい場合は、怒りを抑え、冷静に選択肢を選んでいきましょう。

事前予約中のタイトル！

2026年春

東京リベンジャーズ UNLIMITED

東卍の激しい抗争の物語に触れていくファンタジーRPG

2025年夏

ハローキティ マーチマッチ

サンリオキャラのグッズから同じものを見つけて消していくタップパズル

2025年夏

トリッカル・もちもちほっペ大作戦

世界樹の加護を受けた世界でかわいいほっぺの使途たちと冒険するRPG

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プレイヤーの返答によって会社の未来が変化するマルチエンディング仕様

転職系のエンディングは主人公の向上意識によって寂しい結末を迎えることも。

無事にインターンを終えることができると正社員として採用され、選んだ選択肢に応じてエンディングが変化していきます。

エンディングの種類は豊富に用意されているので、コンプリートを目指すのもおすすめです。

先輩のやり方を繰り返してしまう結末は、理不尽な社会の闇を垣間見せる。

エンディングの結末は後味の悪いものも多いため、就職しない方が良かったと思わせることもあります。

仕事を手伝う時は、相手の手間を増やさないように気をつけよう。

理不尽な言動が多いゲームですが、中には業務に対する姿勢を学べる展開もあります。

業務の姿勢として基本的なものもあるので、これから就職を控えている人は参考にしてみるのもいいかもしれません。

仕事がないのに帰宅できない展開は、実際の社会でも珍しくないのが悲しい。

実際の社会生活を少し誇張した面もありますが、自分の体験を思い出すような展開も多く、思わず引き込まれてしまうストーリーが印象的でした。

怒りを覚えるシーンも多く見られましたが、反面教師として勉強になる面もあるので、幅広い年代が作中の登場人物たちに立場を重ねられるゲームだと思います。

手軽なアドベンチャーゲームが好きな方や、理不尽な社会生活を疑似体験したい方におすすめです。