結婚主義国家をじっくり遊んで徹底レビュー！

結婚主義国家の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「結婚主義国家」は、結婚できないやつは死刑というとんでもない国にいる、なんらかの理由で結婚できなかった人たちの間でノベル形式に展開される、ノベルゲームです。

「結婚主義国家」は、それぞれの物語の主人公とメインヒロインが主に展開していきます。

主人公とメインヒロインは物語ごとになにかしら、結婚に対する観念が違いますし、人によっては無性に腹立たしく感じるような人も出てきます。

それはそれで仕方がない、現実問題でそう考える人がいるからです。

自分にとって意外な考えの人も出てくるかもしれませんので、楽しみにしましょう！

さて、最初の物語は「独身監獄」です。

主人公「昴」は結婚式目前にして彼女に振られました。

ルビには「死んでくれるかな」と書いてありますがどういうことでしょうか。

早速気になりますね。

しばらくすると、ある部屋に連れてこられていることがわかり、不気味な機械音に「処刑を待つ、非恋愛犯罪者もみなさん」云々聞かされた挙句、もうすぐ処刑されることがわかります。

もう少し詳しく進めていきましょう。

ノベル式なので、別にややこしい選択肢を選ばせることや部屋を散策するといったことは特にありません。

淡々と読み進めていけばいいのですが、前にも述べたとおり、読んでいる我々から見ても多少の気持ちの揺れ動きがあるはずです。

こいつはうざい、いいやつ、どうでもいいなどと、いろんな気持ちが湧いてくるでしょうが覚えておいてください。

それが一気に覆されたとき、とても意外な気持ちになりハラハラできます。

それがノベルゲームの醍醐味でしょう。

「結婚主義国家」では、ノベルゲームならではの設定を行うことができます。

表示スピードを早くしたり、音量を高くしたり、自分がノベルゲームを読みやすいようにすることは可能のほか、未読スキップという無謀なこともできます。

なぜ無謀かというと、私の経験則から言うと、非常に話の濃い内容となっていますし、私たち読み手の心情を構築する必要でもあるわけです。

何より、伏線があるのにもかかわらず読み飛ばすのは危険でしょう。

伏線をついてこそ、この「結婚主義国家」の本当の狙いというものがわかるためです。

この子は今回の「独身監獄」という物語のメインヒロインです。

傲慢で性格の悪い、自分は死にたいと言って主人公に協力すらしないので主人公も振り回されっぱなしです。

しかし、主人公の作った抹茶クッキーによって少しだけ心を許してもらいます。

これだけでなく、度々少しずつ心を許してもらっていったみたいです。

普段は、違うヒロインを見ることができるので、少し可愛らしく思えても来ましたね。

突然走り出す主人公とヒロイン、実はここは相当クライマックスに近いところのシーンですが、この時すでに「結婚主義国家」の真の狙いがこの「独身監獄」の物語で一つ、明かされました。

また、この二人は出口に向かおうとしています。

一体ここまで来て何があったのかは一度プレイして見ればわかります！

一つのノベルを読み終わると新たにもう一つのノベルが追加されます。

こうして少しづつ読み終えていけばすべての物語をコンプリート、ついでにかわいいヒロインたちのCGもコンプリートできます。

ただ、会話内容は登録されないので、こまめにセーブはとっておき、また最初から始めなくても途中から好きなタイミングで読み始めることが可能です。

CGも何かしら変化しているところがあれば、変わったシーン別にすべて登録されているので、いちいちスクショを撮るなど神経質になる必要もありません。