ベナトルをじっくり遊んで徹底レビュー！

ベナトルの遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「ベナトル」は、手軽な操作で派手でありかつテンポの良い戦闘が楽しめるアクションRPGです。

アクションRPGだけの要素ではなく、後述の戦略ストラテジーゲームの要素も若干含んだシステムが特徴です。

「ベナトル」では基本は見下ろし型のフィールドで、そのエリアの敵を殲滅させることでクリアとなります。

敵への攻撃方法は特に意識することなく、敵キャラクターの近くに移動するだけで自動的に攻撃します。

また遠距離攻撃が可能な英雄を連れていれば、離れたところから攻撃してくれます。

「ベナトル」はメインキャラクターである領主以外は自由に編成することが可能で、戦士や魔法使い、弓士、回復士などのタイプの異なるキャラクターが用意されています。

戦況に応じてタイプの異なるキャラクターをうまく編成することで、エリア攻略が簡単になることもあります。

敵が強くなってくる後半になると、この編成がかなり重要な攻略のカギとなるでしょう。

移動も攻撃も、さらにはスキル発動まですべてオートで行ってくれるモードもあるので、アクションが苦手な人でも、魔法や剣技が飛び交う派手な戦闘を楽しむことができます。

しかしオートのままだと、ボスに対峙した場合に強力な攻撃を直撃してしまうことになります。

重要な場面ではオートに頼らず、マニュアルで敵の攻撃を回避することも重要です。

「ベナトル」では領主のレベルが上がってくると、様々なイベントなどが解除となりますが、味方である英雄ユニットの強化などを行うには自分の領地にて行う必要があります。

領地には民家や精錬所などの建物があり、お金を使って新しい建物などを立てることができます。

建物ごとにレベルも用意されており、資材を使ってレベルアップすることができます。

また他のプレイヤーの領地へ攻め入るモードで遊ぶこともできます。

まさに「ベナトル」は戦略ストラテジーとRPGの「融合」と言えるでしょう。

また、ステージクリア時には装備品や素材などの様々なアイテムが手に入ります。

装備品は同じ名前のものでも、たとえば剣でも「光る」「呪い」などといった冠名がつくことで、パラメータが異なる武器が手に入ることもあります。

このようにいろいろな装備品を探し当てるハックスラッシュ型ゲームの楽しみ方もあり、かなりボリュームの多い盛りだくさんなゲームになっています。

もともとが海外製なので日本語のセリフがところどころおかしいのは大目に見ても、戦闘のテンポや動作も軽快で基本的な作りは遊びやすさを重視しておりしっかりしています。

いろいろな遊び方のできる「ベナトル」、じっくりと楽しむことのできる本格RPGとしてお勧めの作品です。