逆転会見 ボクの人生逆転劇をじっくり遊んで徹底レビュー！

逆転会見 ボクの人生逆転劇の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「逆転会見～ボクの人生逆転劇～」は、時事ネタとパロディが印象的な会見シミュレーションゲームです。

意地悪な2択クイズを答え、時にはスルーして、会見を炎上しないように終わらせましょう。

逆転会見は、パロディやオマージュが散りばめられたゲームで、「何かに似ている」と感じさせることを狙っている作品です。

簡潔なストーリー展開ながら、5話の中に入れられたパロディの種類はとても豊富です。

元ネタがどのくらいわかるかを考えながら遊ぶのも、楽しいかもしれません。

逆転会見のストーリーは、あちこちで炎上発言をしている有名デザイナー「ヤノ」が、自分の炎上を食い止めるために会見を行っていくというものです。

完全に炎上せずに会見を終わらせることで自分の立場を守るのですが、失敗すれば事務所ごと倒産して無一文、というギリギリの戦いです。

全5話のストーリーはそれぞれ「食べ物」や「建物」など、炎上のきっかけとなったテーマに合わせて展開されます。

ヤノが弁明会見として説明をするところまでは前座で、本当に大切なのはそのあとの質疑応答の時間です。

記者たちがヤノのデザイン盗用の事実解明や、ヤノのセンスの無さを暴こうと様々な質問をしてきます。

質問には必ず2つの画像が表示されるので、記者の質問内容とヤノの回想をもとに質問に合った答えを選びましょう。

答えを間違うと画面右上の「炎上ゲージ」が溜まっていき、MAXになるとゲームオーバーになります。

話の流れでわかる問題が多いですが、たまにニッチな問題が登場するので、そんなときは資料を参照しましょう。

資料はゲーム中に2回だけ見ることができます。

しかし、「見分けがつく」「自分でデザインした」といったことを訴えるための会見で、自信無さげに資料を見ている姿はもちろん炎上してしまいます。

炎上ゲージに余裕が無いときに見ると、それだけでゲームオーバーしてしまうので気を付けましょう。

また、記者たちは必ずしもまともな質問をしてくるとは限りません。

ヤノに関係のない話題や、ヤノに盗用を認めさせるような質問をしてくることもあります。

そういった場合はどちらの画像を選んでも不正解になってしまいます。

では、記者が意地悪な質問をしてきたときはどうすればいいのか、それは、「スルー」か「待った」のどちらかです。

「スルー」はどんな質問にも使うことができますが、炎上ゲージが上がります。

そして、「待った」は普通の質問のときに使えば炎上ゲージを上昇させてしまいますが、うまくハマると記者を説得するシーンに切り替わります。

わからなくなったら会話のログを見直しながら慎重に言葉を選んでいきましょう。

逆転会見の2択クイズは、「ピオーネと巨峰の違い」など単純に知識を試されるものもあれば、人物の話題で選択肢に似た名前の建物が表示されるなど、少し変わった切り口のものもあります。

記者の口調もそれぞれ個性的で、そちらに気を取られていまいち話が頭に入ってこない部分もあるかもしれません。

しかし、逆転会見はその適当な感じが魅力でしょう。

適当に世渡りをしてきたヤノが、適当にその場を切り抜けていく、どうしようもなく駄目だけどなんとなく憎めない、そんな彼と周囲のやりとりをうまく成立させ、会見を平和に乗り切りましょう。

ちなみに、ストーリーはSNSでシェアをしたり、広告を見ることで続きが見られるようになるのですが、ヤノの勧めを断ることもできます。

断られたときのヤノの悔しがり方も面白いので、ぜひ一度断ってみてください。