コール オブ ドラゴンズのレビューと評価

レビュー内容（4.00点）

• コール オブ ドラゴンズとは
• プレイ動画
• プラスポイント
• ファンタジー色が強めな世界観
• 親しみやすい領地発展システム
• 多種族の英雄と歩む物語要素
• 撃破した魔獣を仲間に加えられる
• 天賦の振り分けが自由な育成
• マイナスポイント
• 同時建設の制限が厳しめ
• 総評レビュー・総合評価

コール オブ ドラゴンズとは

「コール オブ ドラゴンズ」は大陸を襲う闇の勢力を退け、多種族の仲間と領地発展を進めるストラテジーゲームです。

施設強化で領地の規模を拡大しながら、幻想生物や敵勢力との戦いに挑みましょう。

領地戦力を伸ばす施設や英雄の育成と、PvEにペット捕獲までじっくり遊べるコンテンツが豊富な作品です。

領主として内政発展を進める。兵士や資源を作る施設はしっかり育てておこう。

本作はドラゴンや怪鳥も生息する大陸で、敵勢力の撃退と領地発展を進めるのが目的です。

集落を任された一人の領主となり、施設強化や兵士訓練を行って領地の規模拡大に励みます。

領地発展システムがスタンダードで遊びやすく、規模に応じて領内の景色が変わっていくのも好印象でした。

英雄が部隊を率いて戦闘に挑む。ソロで遊べるバトルがあるのも良かった。

育てた英雄や兵士で部隊を組むと、領地外戦闘やステージに挑戦できます。

他領主にNPC部隊と腕試しの相手に事欠かず、幻想生物は倒した後にペットとして捕獲することも可能です。

同盟相手との協力行動もできるため、仲間と一緒に発展と戦闘を遊んでみてはいかがでしょうか。

英雄ごとに指揮下に置ける兵種が異なる。よく使う兵士は多めに揃えておきたい。

英雄と共に歩む物語やステージバトルと、PvE要素が充実している点も見逃せません。

天賦振り分けで英雄の能力を高めたり、仲間と会話して絆を深める交流要素も楽しめます。

エルフやオークなどの仲間を鍛え上げ、ソロとマルチのコンテンツを遊び尽くしましょう。

プレイ動画

プラスポイント

ファンタジー色が強めな世界観

文明ごとに初期英雄と永続強化の効果が変化。筆者は人文明で始めていった。

本作はドラゴンなどの幻想生物のほか、人間やエルフ、天使と多種族が暮らす大陸の争いを描きます。

プロローグには種族間の争いを描いた大迫力のムービーがあり、闇の勢力の登場で矛を収めて共闘する場面に心奪われました。

プレイヤーは3つの中から文明を選べるので、気になる英雄や強化効果から陣営を選んでみてはいかがでしょうか。

親しみやすい領地発展システム

ホールオブオーダーは領地の中枢。強化の前提条件なので優先して育てよう。

領地発展を進めるなら、施設レベルを上げて生産や訓練の効率を伸ばさなければなりません。

中枢に兵士訓練、資源生産とストラテジーではおなじみの施設が揃い、資源を集めて指示を出せば後は時間経過で強化が終わります。

序盤は資源不足に陥ることが少なめで、多彩な施設の強化を進めやすい点にも好感が持てます。

領地内を彩る街路樹や井戸などの装飾品付き。好みの形に配置を変えてみよう。

中枢施設が一定レベルに達すると、新たな施設が増えて規模拡大も進みます。

集落から町に変わったりと領地発展の実感を味わいやすく、建物の外観に変化があるのも良い点です。

領地内の建物は自由に配置換えができるため、ジャンルごとに施設位置を分けてみるのもいいかもしれません。

霧が晴れると他領主の場所もわかる。範囲を広げて周りの状況を把握したい。

また、領地周辺の環境は霧に包まれていて、探索部隊を派遣すれば隠れた部分が露わになります。

索敵範囲が広まるほど周辺領主や敵部隊の探索が練りやすいため、発展の合間に探索を進めておきたいところです。

霧の内部からアイテムをもらえる村が見つかるので、視野範囲を広げて報酬も集めましょう。

多種族の英雄と歩む物語要素

部隊に移動指示を出して敵と交戦。カメラが遠く戦闘を見づらい点は少し残念。

本作はストラテジーおなじみの共闘や交戦要素はもちろん、ソロで遊ぶPvE要素まで備わっています。

例えば「ドラゴントレイル」では、英雄と兵士を率いてステージ形式のバトルへ挑戦できます。

早い段階から強力な敵が登場し、数が劣る状態で戦い抜く歯ごたえあるバトルは遊びごたえ十分です。

防衛戦は商人の周りに敵が現れるため、近くに部隊を置いて迎撃していく。

さらに数々の英雄と協力し、魔石の謎を解いていくストーリー要素がある点も見逃せません。

発展系ストラテジーでは珍しい本格的な会話劇が見れるだけでなく、解放条件となるバトルや探索にもやりがいを感じられます。

商人保護が目的の防衛バトルも展開されるため、敵に合わせた部隊で戦闘へ挑んでみてください。

撃破した魔獣を仲間に加えられる

敵部隊はレベルが高いほど報酬が良いため、倒せる上位の相手に挑み続けたい。

領地周辺には他プレイヤーの土地以外に、NPC部隊や幻想生物が点在しています。

他領地や部隊に派兵指示を行うと戦闘が発生し、幻想生物を倒せばペットとしてドラゴンや怪鳥を飼えるシステムにも驚きました。

部隊との戦いなら領地発展に役立つ資源も集まるため、腕試しに周辺の敵勢力と戦ってみてはいかがでしょうか。

ペットたちがハウス内で飛んで過ごす姿がかわいく、見ていて癒された。

ペットハウスを訪れると、捕獲した幻想生物のエサやりや育成を行えます。

タップするとペットとの絆が深まり、性格や好む環境を教えてくれるのも面白い点でした。

ハウス内を飛び回る小さな姿に癒されながら、お気に入りのペットを育てていくのが良さそうです。

天賦の振り分けが自由な育成

天賦は英雄や兵士の能力を上げる育成要素。成長に応じてポイントが増える。

英雄たちは部隊リーダーとして活躍し、強化すると指揮下に置ける兵士の数を増やせます。

レベル・装備・スキル・天賦と基本の育成要素はシンプルで、ペットを同行させれば英雄の能力値を補強可能です。

任意スキルの装着に天賦振り分けと自由度が高く、幅広い戦略で役立つ英雄を創り出せるのではないでしょうか。

英雄との会話や贈り物で好感度が上昇し、伝記の章節やボイスが解放される。

領地内を観察すると、英雄たちが領主との会話を求めるイベントが発生します。

会話にはいくつかの選択肢が発生し、英雄たちの想いを聞いた後にさまざまな報酬がもらえる仕組みです。

英雄との絆が深まると伝記が解放されるため、彼らの過去や趣味にも触れてみるのもいいかもしれません。

マイナスポイント

同時建設の制限が厳しめ

建築は1つ1つ進めていくのが基本で、中枢強化は特に時間が掛かってしまう。

ストラテジーゲームは領地発展を進める場合、同時に2つほどの建物を強化できる作品が多めです。

ただし、本作は2つ目の建築枠に制限があり、希少アイテムを大量消費して解放しなければなりません。

序盤に同時建築を利用するのが難しく、施設強化の前提条件達成に時間が掛かりやすいのが難点です。

総評レビュー・総合評価

「コール オブ ドラゴンズ」では、闇の勢力の支配に抗う物語と領地発展をじっくり楽しめます。

マルチだけでなくソロ向けコンテンツも充実していて、幻想生物を捕獲して飼えるのもうれしいポイントです。

多彩な種族の英雄が集う世界観とストラテジーゲームが好きな方は、ぜひ遊んでみてください。