信長の野望 覇道のレビューと評価

レビュー内容（3.90点）

• 信長の野望 覇道とは
• プレイ動画
• 関連ジャンル
• プラスポイント
• 領土拡大がメインのスタイル
• 幅広い武将が登場
• 戦略性の高い部隊編成
• 充実したチュートリアル
• マイナスポイント
• 面白くなるまでが長い
• 若干地味な印象
• 総評レビュー・総合評価

信長の野望 覇道とは

シミュレーションゲームとして名高い「信長の野望」がスマホアプリで登場。

「信長の野望 覇道」は、戦乱の時代で天下泰平を目指す戦略ストラテジーゲームです。

全国の有名な戦国武将が多く登場し、自分だけの最強の部隊を作り上げることが可能です。

自分の領地を拡大し、ときには攻め込まれて防衛するといった国盗り合戦を楽しめます。

有名な武将が数々登場。これを機に戦国時代の歴史を勉強するのも良い。

「信長の野望」は戦国時代のシミュレーションゲームとして数々のシリーズを世に出している超人気作品です。

日本全国の武将を自由に選択して、その武将で天下統一を目指せるのがシリーズ最大の特徴です。

豪華な声優陣を迎えているのも特徴。さすがビッグタイトルといったところ。

本作では織田家、武田家、浅井家といった著名な大名の中から一人を選び、その家臣として活躍していきます。

各大名の勢力はリアルタイムで変化し、大名同士の勢力間で争うことが可能です。

里の領主となり、時には住民の悩みに耳を傾けて信頼を築いていくことも重要。

基本的なシステムは一般的なストラテジーゲームを踏襲しており、遊びやすくできています。

配下の家臣や住民のために働き、信頼を得て影響力のある城主をめざしましょう。

コツコツと勢力を伸ばしていく様は立志伝のようで、感情移入もばっちりです。

プレイ動画

関連ジャンル

シミュレーション

戦略

戦国

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プラスポイント

領土拡大がメインのスタイル

領土を拡大して他のプレイヤー勢力と争う。国盗り合戦がアツい。

ストラテジーゲームと聞くと、施設をコツコツ成長させて適当に敵対勢力を制圧する、という流れを思い浮かべるかもしれません。

もはやストラテジーというジャンルに飽きている方もいるのではないでしょうか。

しかし本作は侵略による領土拡大に重点を置いたゲーム性であり、施設レベル上げしかしないような退屈なシステムとは一味違います。

収めた領土に色がつくのも、拡大していく実感を味わえる特徴の一つ。

本作では領土を拡大していくという目標が強調され、自国が成長していく楽しさがより強く味わえます。

この辺りは昔からの「信長の野望」らしさが非常によく出ていると感じました。

本シリーズが好きな筆者としては、この点は嬉しく感じます。

幅広い武将が登場

レア度の高いキャラは誰もが一度は名前を聞いたことがあるはず。

シリーズではおなじみの、登場する武将数が多い点も見逃せません。

誰もが知る有名な武将から、かなりマニアックな家臣まで幅広く登場します。

あまり聞いたことのない武将も細かく解説があるのがうれしい。

一見名前の知らないような武将でも、ステータス画面からしっかりとその人物の歴史を確認可能です。

余すところなく様々な武将の活躍を見られる点も、信長の野望シリーズの特徴です。

戦略性の高い部隊編成

縁にゆかりのある武将で編成すると特別ボーナスがつくことも。

プレイヤーは最大4つまでの部隊を編成可能で、各部隊に武将と副将を立てられます。

さらに歩兵、騎馬隊、弓隊のいずれかの兵士タイプを自由に設定可能です。

歩兵、騎馬、弓のそれぞれはじゃんけんのように３すくみの状態で弱点が設定されています。

そのため、相手の兵士タイプに応じた攻め方を考慮しなくてはなりません。

兵士そのものの強化も可能。ただ強化素材がシビアでサクサク育成はできない印象。

多少能力の低い武将でも、相性がよい編成を行うと強くなることもあります。

自分なりのバランスの取れたベストな編成を見つけ出し、最強の部隊を作り上げましょう。

充実したチュートリアル

いろはがナビゲーターとなり色々教えてくれる。

本作は内政をはじめとして、一般のストラテジーよりも細かい設定があり複雑な印象を受けました。

しかしチュートリアルが充実し、初心者でも問題なく遊べる配慮が随所に見受けられます。

ゲーム開始時にすべてを説明しきるのではなく、遊んでいるうちに少しずつシステムを解説してくれる仕組みに好感が持てます。

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マイナスポイント

面白くなるまでが長い

第４章ぐらいまで行けばようやくそれらしくなってくる。

本作は部隊を編成して、領地の拡大が可能になると、がぜん面白みが増すゲームです。

また他プレイヤーと共闘して、攻城戦を楽しめるようになるとさらに盛り上がります。

しかし本格的に遊べるようになるまでが長く、本作の面白さが理解できるまでしばらくかかる印象を受けました。

複雑なシステムでもあるためある程度は仕方ありませんが、もう少し早めにその面白さに気づけると良いのではないでしょうか。

若干地味な印象

大勢の部隊が一斉に戦うのであまり派手な演出はできないのかも。

兵士を対抗勢力に向かわせて戦わせるシーンは少々地味に感じます。

戦闘シーンはひと昔前のストラテジーゲームの様相を呈していて、ちょっと味気ないかもしれません。

武将がスキルを持っていることからも、もう少し派手な演出が欲しかったところです。

総評レビュー・総合評価

多少とっつきにくいが、シミュレーションゲームとしては完成度が高い。

単純作業の繰り返しになりかねない戦略ストラテジーとは違う、信長の野望らしさをふんだんに取り入れた作品です。

ファンの多い戦国時代にフォーカスしていて、感情移入しやすい点も人気の一つです。

信長の野望シリーズをプレイしたことのある方はもちろんのこと、そうではない方もぜひプレイしてみてください。