LOOP THE LOOP 7 石牢の姫をじっくり遊んで徹底レビュー！

LOOP THE LOOP 7 石牢の姫の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「LOOP THE LOOP【７】石牢の姫」は死者の怨恨が作り出した世界を舞台にした横持ちタイプのノベルアプリです。

LOOP THE LOOP（LTL）シリーズの7作目なので引き続きのファンには特にオススメですが、読み切りなので前作未読の方でも楽しめる内容です。

ストーリーそのものの時系列が遡ったり、主役となる対象や目線を変えながら先へ進むので、状況を切り分けながらゆっくり読むのがオススメです。

ミスタップなどでウッカリ先へ送って見逃してしまっても、セリフのあたりで上方向にスワイプすると戻れるので安心です。

ちなみに「LOOP THE LOOP【７】石牢の姫」はセリフの再生速度やオート再生なども可能なので、先を急ぎたい方や読むスピードに自信がある方にもピッタリだと思います。

こちらの行動やセリフなどを選択するシーンが全然ないので、お好きなペースでガンガン進めて大丈夫です。

また男性キャラも女性キャラもとにかく美形揃いです。

数名だけは、チョット美形か微妙なキャラもいますが「LOOP THE LOOP【７】石牢の姫」の後半で出てくる大型の敵や、その戦闘員まで美形なためソコに気をとられると内容が頭に入らないかもしれません、ご注意ください。

あと少しネタバレ気味ですが、ストーリー中にはいくつかのタイプの敵が登場します。

より終盤に登場する敵キャラは特に、戦闘狂いのバケモノじみた童顔キャラがいたり猟奇的なスイッチの入る美女がいたりという感じなので、グロテスクな表現が苦手な方は要注意です。

また、読んでいる途中でセーブすることも可能です。

もしセーブをキャンセルして元に戻る時も、直前のセリフをもう一度再生してくれるので世界観に戻りやすいのでスキマ時間のプレイでも全然大丈夫です。

さらに何個もセーブデータが作れるのもマニアとしてはうれしいポイントだと思います。

人物相関図はありませんが、かなり早い段階で「LOOP THE LOOP【７】石牢の姫」に必要な登場人物が全員出揃うので把握しやすいと思います。

アプリをスタートした時点で流れるストーリーは、誰目線か謎ですが伏線として頭の片隅に入れておくと後でスッキリします。

この事件の隠された真相と物語のキーが、いい意味でかなり予想を裏切る展開です。

この「LOOP THE LOOP【７】石牢の姫」の世界は誰によって何のために作り出されたのか･この死者の心残りは何なのか･その全てが分かった時には切なくて胸が痛くなりました。

何人が生きて元の世界に戻れるのか、そもそも無事に帰れる人間はひとりでもいるのか、とにかく先が気になる展開続きになっています。

そうなるとスタミナ回復やシナリオチケットなどが不要で、自分の生活リズムやスピードに合わせやすいというのも「LOOP THE LOOP【７】石牢の姫」の長所だと思います。

「LOOP THE LOOP【７】石牢の姫」は一連の事件が収束したその後の話もちゃんとあって、わくわくが最後の最後までずっと続きます。

ボリュームたっぷりで、読み終わった後最初の作品から戻って読み直したり次回作が気になる良作ノベルアプリです。