絵師 命の絵書き物語をじっくり遊んで徹底レビュー！

絵師 命の絵書き物語の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「絵師」は、不思議な力を持つ絵師の旅を描いたノベル型のゲームです。

「ススノギ」という描いた絵を現実のものにできる不思議な力を持つ絵師と、その妹である「ミコトナ」、その二人が旅をする先で、様々な出来事を描く物語になっています。

「絵師」は絵を描くことで物語が進んでいきます。

「ススノギ」が描いた絵が旅行く先々で困った人の力になります。

その不思議な力により助けを得た人が、旅のお供になったり仲間になることもあります。

基本的には放置系のゲームのようなシステムを取っており、画面に出てくるオブジェクトをタップして出現したアイテムを一定数手に入れることができると、次のストーリーに進みます。

オブジェクトはタップするとなくなりますが、一定時間たつとまた再び画面に現れます。

これを繰り返して物語を進めていきます。

ストーリーを進めると、「ススノギ」が絵を描くシーンになりますが、「絵師」ではプレイヤーが実際に絵を描くことになります。

まず目的となる絵の下地を墨で描きます。

なお、絵心が無い人でも問題ありません。

薄く線が描かれているので、それをなぞるだけで大丈夫です。

絵を描いたら次にタッチを選択します。

シャープな線がいいのか、あるいはぼやけた水墨画のようなタッチが良いのかをここで選択します。

ちなみに何を選択しても自由ですので、自分の好みに合わせて選択するとよいでしょう。

次に色を選択し、下絵に色を塗ります。

画面をスワイプして色を塗り仕上げます。

色塗りも水墨画のようなにじんだ感じになるので、自分で書いてみて下手かなと思っても、最終的にはいい感じに仕上がります。

お手本を見ればどのような感じで塗ればよいかもわかるので、不安であれば利用してみてもいいでしょう。

そして自分が描いた絵は、最終的にストーリーの解決に使われます。

またストーリーが進めば新たな筆を手に入れることができます。

それにより塗りに使う色を増やすことができるので、より細かくきれいな絵を描くことができるようになります。

描いた絵はソーシャルアプリを使ってほかに人に見せることもできるので、力作ができたら自慢することもできます。

「絵師」では自分の描いた絵がゲーム中のストーリーに使われるという、珍しいシステムになっていますので、ストーリーへの感情移入も深まります。

さらに登場キャラクターについているすべてのセリフがフルボイスという贅沢な作りとなっています。

ストーリーもキャラクターも魅力的に描かれている「絵師」は、タッチ操作により絵を描くという、スマホやタブレットならではの操作方法で楽しめる新感覚のゲームです。