３１５　〜それは予告された運命の日〜をじっくり遊んで徹底レビュー！

３１５　〜それは予告された運命の日〜の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「315～それは予告された運命の日～」は、新感覚のインターフェースで繰り広げられる、ミステリー小説ライクなノベルゲームです。

丁寧に書き込まれたグラフィック、そして個性豊かな登場人物、斬新なシステムで、ボリューム感あるストーリーを堪能できます。

「315～それは予告された運命の日～」の主人公は、とある出版社に勤めるOLです。

プロのスケート選手であった彼女の親友が、突然誕生日パーティで命を失います。

そして、警察はその事件を「自殺」と断定します。

主人公はそんなはずは無いという思いを抱いたまま、年月を過ごします。

そして、彼女の死から10年後の3月15日にまたしても事件が、というストーリーで始まります。

この「315」では、基本的には主人公とその周りの登場人物たちとの会話を進めることで物語が進みます。

物語（エピソード）は細かく区切られており、一つのエピソードを読むにはホシと呼ばれるアイテムを一つ消費します。

ホシが無くなるとそれ以上はエピソードを進めることができませんが、毎日のログインボーナスによりホシをプレゼントされるので、ホシが無くなったら一日待ってみましょう。

また「ホシのかけら」を100個集めることで、ホシ一つプレゼントされます。

このホシのかけらはエピソードを読んでいる最中に現れる選択肢で手に入れたり、ミニゲーム（ルーレット）でも手に入れることができます。

エピソードを読んでいる最中の選択肢は、正しい選択肢と正しくない選択肢が用意されています。

正しい選択肢を選ぶことでホシのかけらを手に入れることができます。

よく物語を読んでいれば正しい選択ができるでしょう。

「315」で特徴的なのがエピソードの画面です。

主人公の表情は常に左下に表示されており、主人公の心情なども読み取れる仕様になっています。

また、エピソードの長さがムービーの再生ゲージで表現されています。

まるで一つのショートドラマを見ているような感覚です。

なお、長さも一目でわかるので、あとどれぐらいで完了するのかも確認可能です。

登場人物も数多く登場しますが、各人物の詳細をあとからでも確認できるので問題ありません。

そして一度読み終えたエピソードは、あとからでも確認が可能です。

さらに、主人公以外の登場人物のサブストーリーも用意されています。

事件を紐解くヒントになるかもしれません。

「315～それは予告された運命の日～」は、登場人物同士のセリフ回しやシナリオの背景、そしてシステムなどがよく作りこまれているな、という感じです。

システム自体は最近のトレンドであるチケット消費型を取っていますが、ホシは意外と手に入りやすいのでテンポよくストーリーを進めることができます。

本格サスペンスノベルゲームとして、おすすめの一本です。