おでん屋 人情物語をじっくり遊んで徹底レビュー！

おでん屋 人情物語の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

おでん屋人情物語～今宵 キセキの起きる店～は、プレイヤーがおでん屋の屋台のおやじとなって、現代人の悩める愚痴を集めてコレクションしていく人情ゲームです。

現代人には愚痴の一つや二つ、誰にでもいいから聞いてもらいたい人もきっと多いはずです。

そう、それがたとえ初めて会ったおでん屋のおやじであっても、人は不思議と心を開いて近しい人には言えない本音を吐露したくなってしまうのです。

おでん屋のおやじがすべきことは、おでんを仕入れて切らさないことと、お客さんの愚痴をタップして聞いてあげることの二つです。

あまりあれこれ考えなくていい、カジュアルなゲームなので気軽にプレイできます。

おでん屋には、様々なタイプのお客さんが来ます。

工場勤務の独身男性や、バリバリキャリアを積む既婚女性、お金の無さがいっそ清々しいその日暮らしのおじさんなど、お客さんによって、好きなおでんのタネも違うようです。

常連になって欲しいお客さんがいたら、好みのおでんを用意しておいてあげましょう。

お客さんの愚痴は、絶えることがありません。

放っておくとカオス状態の画面になるので、どんどん愚痴を摘み取ってあげましょう。

何度も何度もお客さんは同じ愚痴を言ってくるので、おでん屋のおやじは新しい愚痴に敏感なのです。

愚痴ばっかり聞かされるのも大変ですね。

おでん屋人情物語～今宵 キセキの起きる店～では、何度も同じ愚痴を聞いてあげていると、お客さんの常連度が上がってきます。

常連度に応じて長居するようになるので、おでん屋に落としてくれる金額も上がってきます。

忍耐強く、お客さんに付き合ってあげましょう。

また、おでん屋のおやじは余程、他人の愚痴が好きなのか、今までお客さんが愚痴として出たことをきちんと記録しています。

しかも、回数までカウントされています。

おやじは実は心理カウンセラーなのかと思ってしまうほどです。

時折、おやじの過去に繋がる愚痴が出現します。

どうやら寡黙なおでん屋のおやじにも訳ありな過去があるようです。

お客さんの愚痴の中に色々とヒントがあるので、ゲームを進めていくと、浮かび上がってくるようになっています。

何があったのか気になりますね。

おでんをどんどん売り上げると、新しいおでんの仲間が増えていきます。

それに応じて新しいお客さんも増えていくので、種類が増えたらどんどん投入していきましょう。

あまり変わり映えのないゲームなので、微妙な変化がとても新鮮に感じます。

おでん屋人情物語～今宵 キセキの起きる店～は、寂しくてモヤモヤする夜なんかにオススメなゲームです。

共感できる愚痴もありますし、これは愚痴なのか疑問なものもあります。

筆者は何よりおでん屋のおやじの過去が気になりますが、これが明かされるには相当なお客さんの愚痴を集めねばなりません。

あまりゴールを目指す系のゲームではないですが、ゆるくプレイして楽しんでみてくださいね。

自分の悩みが小さく感じられるかもしれません。