ニャンニャン忍びのレビューと評価

レビュー内容（3.75点）

• ニャンニャン忍びとは
• プレイ動画
• 関連ジャンル
• プラスポイント
• くノ一が大群迫る城門を護り抜く
• 成長に応じて忍術の手数が増える
• 残耐久が多いほど報酬が豪華に
• 装飾品で忍術性能を伸ばす
• マイナスポイント
• 関門での戦闘ボイスはなし
• 戦闘演出面の変化が乏しい
• 総評レビュー・総合評価

ニャンニャン忍びとは

「ニャンニャン忍び」はくノ一が城門の上に立ち、多彩な忍術で迫る妖魔を蹴散らすタワーディフェンスゲームです。

爆発や氷結と多種多様な効果を持つ忍術を習得しながら、20Wave続く妖魔の侵攻を耐え凌ぎましょう。

忍術の取捨がカギとなる関門挑戦と、くノ一の性能を伸ばせる育成が楽しめる作品です。

くノ一と師匠の会話演出付き。クロネコのボイスが好みのカッコ良さだった。

本作はくノ一が師匠のクロネコから任務を受け、城門を目指して侵攻する妖魔退治に挑みます。

クナイ投擲や忍術発動がオート化されていて、基本眺めるだけの防衛戦は手軽で遊びやすいです。

Wave進行ごとに妖魔の数がどんどん増加し、忍術の一撃で大量の敵を討つ爽快感がたまりません。

忍術は研究が進むと火力が向上し、新たな追加能力が習得対象に入る。

城門防衛の成否に関わらず、挑戦終了後にはくノ一強化に役立つ素材を獲得可能です。

装備で基礎能力を高められるだけでなく、忍術や城門を強化できる補助育成要素まで付いています。

自分好みの忍術を鍛え上げ、防衛戦で技性能を最大限に活かしてみてはいかがでしょうか。

プレイ動画

関連ジャンル

シミュレーション

シューティングディフェンス

フルオートバトル

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プラスポイント

くノ一が大群迫る城門を護り抜く

1ステージの挑戦時間は倍速使用で5～7分ほど。隙間時間に攻略を進めよう。

本作は妖魔のターゲットとなった門に出撃し、くノ一の忍術で侵入を阻むのが目的です。

防壁の耐久値が尽きるまでに妖魔を全滅させればクリアで、配置や攻撃指示が必要ないフルオートバトルのシステムも遊びやすいと感じます。

全20Wave続く城門防衛はやりごたえがあり、序盤から倍速が使えるため長期戦が苦になりにくい点も好印象でした。

覚えた忍術は挑戦ごとにリセット。毎回違う技構成を考えるのも面白かった。

Waveが1つ進行するごとに、くノ一が新たな技や強化行動を覚える忍術習得パートが発生します。

忍術はランダムに選ばれた3つから1つを選ぶ形で、技効果が発揮されるのは防衛の挑戦終了までです。

早めに攻撃手数を増やしたり1つの技の性能を高めたりと、好みの戦略が練れる点はローグライク系システムの醍醐味ではないでしょうか。

敵が防壁に到達すると耐久値が減る。リチャージ早めの攻撃を1つは持ちたい。

忍術は単純に性能を伸ばすだけでなく、くノ一側にデメリットが付くものもあります。

術の発生数が増える代償に攻撃力を減らすなど、戦況を把握しての忍術選択も関門突破には欠かせません。

くノ一は最大5つの忍術を戦闘中に発動できるので、火力や妨害効果を持つ技から相性の良い組み合わせを見つけてみてください。

成長に応じて忍術の手数が増える

忍術の総数は15種類。ビームで敵が集まる場所を焼き払うのが気持ち良い。

くノ一は関門への出撃を繰り返すとレベルが上がり、習得可能な忍術が増えていく仕組みです。

序盤はクナイ投擲や火球しか扱えないものの、成長すると雷撃に落石と攻撃レパートリーが多彩になっていきます。

一点集中型のビームに追尾技と派手な忍術もあるので、扱いやすい技を探してみるのがいいかもしれません。

筆者は基礎技のクナイ投擲に可能性を感じ、爆発や拡散効果を付けて使っていた。

忍術は書で育成を行うと、バトル中の基礎火力や新たな追加効果が増えていきます。

初期技も育成と習得効果を合わせれば一線で戦える性能があり、後に加わった忍術ほど強いわけではありません。

どんな技にも活躍機会を作り出せるため、好みの技を優先強化しておきましょう。

残耐久が多いほど報酬が豪華に

第4関門ほどから100%クリアが難しい。忍術と装備を整えて挑戦しよう。

関門挑戦を終えると、残った耐久値に応じて育成に必要な資金と素材が集まります。

エリアごとにサブミッションも付いていて、耐久が一定値を超えた状態でのクリアならボーナス報酬を獲得可能です。

各関門への再挑戦が可能なので、何度も遊び全ミッション制覇を狙ってみてはいかがでしょうか。

装飾品で忍術性能を伸ばす

武器と衣装は素材消費量が抑えめだが、能力の上昇値も少し低い。

本作はWaveごとの忍術習得に運が絡み、無傷クリアを狙うなら基礎性能の向上も欠かせません。

くノ一は武器や衣装と6つの装備があり、各装備のレベルアップでバトル中の攻撃力が上昇します。

忍術と比べて低コストで強化が進むため、防衛失敗時は装備強化で火力上昇を狙うのも良さそうです。

装飾品は合成して上位ランクを作れるので、低レアも強化に役立つ。

また、装備には最大5つまで、忍術の性能アップや特殊効果を持つ装飾品が付けられます。

特定忍術の火力を高めたり防壁の回復効果を得たりと、扱う術に合わせてくノ一の性能を変えられるのも面白い点です。

装飾品は関門の報酬でも集まっていくので、特定忍術の性能を底上げしてみてください。

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マイナスポイント

関門での戦闘ボイスはなし

関門が進むと会話ボイスが簡易演出になり、声を聞ける機会が減るのも悲しい。

関門クリアで新たなエリアが開放されると、くノ一たちのボイス付き会話パートも発生します。

しかし、くノ一のボイスが聞けるのは会話と戦闘前後で、バトル中に声付きの演出はありません。

BGMと忍術の攻撃音が鳴るだけと、戦闘中の音声演出が控えめな点は残念でした。

戦闘演出面の変化が乏しい

夜の城門で妖魔と戦う。関門ごとに城門や防壁の形が変化すると良かったかも。

関門はステージ進行形式で、エリアごとに出現する敵パターンやボスの種類が変化します。

ただ、城門防衛の任務という形なので、場所が変わらず戦場背景も変化しないのは味気ない印象です。

同じ戦場で妖魔と戦い続けるため、変化が乏しく飽きを感じてしまうかもしれません。

総評レビュー・総合評価

「ニャンニャン忍び」はくノ一の攻撃手数を増やしたり忍術を強化しながら、城門を護り抜くタワーディフェンスが面白い作品です。

成長すると忍術の選択肢が増えていくのが楽しく、サブミッションやくノ一の育成も遊びごたえがあります。

くノ一が戦う世界観や手間が少ないタワーディフェンスが好きな方は、ぜひ試してみてください。