フローズン・シティのレビューと評価

レビュー内容（3.80点）

• フローズン・シティとは
• プレイ動画
• 関連ジャンル
• プラスポイント
• 緊張感があるサバイバルシステム
• 歯ごたえのあるストラテジー要素
• 困ったときの救済要素がうれしい
• 息抜きになるRPG要素
• マイナスポイント
• サバイバーたちのテンポが悪い
• 難易度に偏りがある
• 総評レビュー・総合評価

フローズン・シティとは

雪に閉ざされた町が舞台。見るからに寒そう…。

「フローズン・シティ」は、雪と氷に閉ざされた町の復興を目指すシミュレーションゲームです。

「サバイバー」と呼ばれる住人を使い、町を人が暮らせる状態に戻すことが目的です。

サバイバーたちを生存させつつ町の発展も必要となり、緊張感あふれるゲームに仕上がっています。

生き延びるために住居などを建築していく。

プレイヤーは夜になると気温が－40度以下になるような極寒の町を発展させることが目的です。

町には最初、サバイバーが数人やってくるため、まずは少人数で家の建築などを進めましょう。

サバイバーたちを適切に配置して、効率的に資源を集めていきたい。

サバイバーたちは寒さ、空腹、ストレスに耐えながら作業を進めていきます。

それぞれの欲求にこたえるよう、食料や暖炉を用意しなくてはなりません。

余裕ができたら部屋を建てて、サバイバーを増やしていこう。

寒さや空腹に耐えられなくなると、サバイバーは死んでしまいます。

サバイバーを生存させつつ、タスクをすべてこなせばクリアとなり、次の町へ進むことができます。

プレイ動画

関連ジャンル

シミュレーション

経営

のんびり

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プラスポイント

緊張感があるサバイバルシステム

焚火の燃料が切れてしまうと極寒に。この状態では生き延びれない。

サバイバーは何もしないと寒さ、空腹、ストレスで死んでしまうか、よその町へ逃げ出す仕組みです。

プレイヤーはそのため、寒さ対策で暖房を作り、食堂には常に食料を確保する必要があります。

サバイバーの体力がなくなれば当然死んでしまう。なるべく回避したい。

サバイバーが取得する暖房の燃料や食料の調達には一定時間が掛かり、すぐには獲得できません。

そのため、経過時間も考慮して常に資源をストックさせていく必要があります。

ストックを切らさず、サバイバーを生存させなければならない緊張感がたまりません。

歯ごたえのあるストラテジー要素

資源を得たり、サバイバーを休ませるために施設を強化していくことも重要となる。

一般的なストラテジーゲームと同じく、建物を建てることで新たな行動が可能になるシステムです。

しかし建物を建築するにも、元となる資源はサバイバーが調達します。

そのため、まずはサバイバーがしっかり安定して働ける状態にしなくてはなりません。

サバイバーの人数が多すぎても効率が逆に悪くなることも。バランスが大事。

なお本作は１日の時間の概念があり、サバイバーは時間帯によって行動内容が変化します。

深夜は寝ているのでその時間は資材を獲得できず、また食事中、休憩時間も同様に資材は獲得できません。

サバイバーたちの行動把握と資源の供給のバランスにサバイバル要素が加わり、とてもやりごたえがあります。

困ったときの救済要素がうれしい

燃料が足りない。そんな場合はいったんゲームをやめて放置報酬を獲得するのも手。

前述のとおり、難易度はちょっと高めに感じてしまう方もいるかもしれません。

しかしうまくサバイバーを生存させられなかったとしても、ゲームオーバーになることは無く、減ったサバイバーはすぐに補充されます。

また資源が足りなかったとしても、広告視聴すれば資源が手に入ることもあります。

トライ＆エラーで気軽にプレイできるため、気兼ねなく遊べるのではないでしょうか。

息抜きになるRPG要素

ヒーローたちを育成。あまりに毛色が違うので新鮮だった。

サバイバーの手助けをしてくれるヒーローキャラは、育成素材を使い成長させることが可能です。

育成素材は本編とは別にクマや野生動物を倒していくRPGのようなモードで手に入ります。

ヒーローごとに必殺スキルもあり、ちょっとしたRPGが遊べるのは意外でした。

本編の緊張に疲れたら、このモードで一息入れてみてはいかがでしょうか。

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マイナスポイント

サバイバーたちのテンポが悪い

いくら生命の危機を感じても時間が来たらきっちり休む。意外とのんびり屋さん…。

サバイバーたちの食堂や働く場所への移動がかなりゆっくりです。

移動中に休憩時間になってしまい、特に食糧の資源の調達に失敗することもあります。

時計の時間の進み方と、サバイバーの行動スピードが伴っておらず、ちょっとしたストレスに感じました。

難易度に偏りがある

資源が足りず病気や空腹との闘いを強いられることも。

筆者はステージ２ぐらいまでは順調に進められたものの、ステージ３になって急に進めなくなりました。

特に食糧の調達が難しく、入手量を増やそうと思っても条件が厳しいです。

課金で条件はクリアしやすくなるものの、無課金でももう少し甘めで長く遊べる作りだとよかったのかなと思います。

総評レビュー・総合評価

攻略には結構頭を使う。ほどよい難易度でやりごたえのある作品だった。

一風変わったストラテジーといった様相で、サバイバル要素との融合が非常にユニークで面白いです。

常に何かをするにはどうすればよいか、そのためには何をすればよいかという思考を求められます。

やりこみがいのあるシミュレーションゲームをお探しの方は、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。