潮騒の街をじっくり遊んで徹底レビュー！

潮騒の街の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「潮騒の街」は、切なげなメロディと共に少し悲しいけれど優しくて温かみのあるストーリーを堪能していくアドベンチャーゲームです！

「潮騒の街」はゲームとして難しい操作が全くなく、移動や調べものはすべてタップで行えます。

調べものはヒントとして！マークがつくこともありますが、何もついていない所も調べられることがあるので注意です！

難しい謎解きもないので、基本的にはストーリーに沿って場所を移動するか特定のものを調べれば話が進みます！主人公もヒントを言ってくれますが、どれを調べたらよいか分からなくなったら手当たり次第調べてみるのも良いでしょう。

「潮騒の街」の主人公の移動はとてもスムーズでストレスフリーです！タップした位置に行くまでに曲がる必要があっても、障害物にぶつからず割と早歩きで移動してくれます。

「潮騒の街」のグラフィックは古き懐かしいドット調ですが、キャラクターは結構細かく動いてくれるので楽しむポイントの一つになっています。

移動できる場所も自宅周辺と浜辺くらいなので迷うということはないと思います。

もし現在進んでいるストーリーには関係のない違う場所に行こうとしてしまっても主人公が引き返してくれる親切設定です。

「潮騒の街」は2010年に出た短編アドベンチャーゲームのリメイクだそうです。

パソコンのフリーゲームを日ごろからやっている人ならもしかしたらプレイしたことがあるかもしれません。

また音楽もフリー素材なので、私は一部の音楽を別のフリーゲームで聞いたことがありました。

そういった発見もあるかもしれません。

「潮騒の街」の醍醐味はストーリーにあります！主人公は都会の生活で傷つき、「潮騒の街」という本に憧れて今いる街で暮らしています。

この本編中に出てくる「潮騒の街」という本は、一部だと思いますが実際に読むことができます。

主人公がこの本のどんなところに魅かれたのかがわかるというちょっとした細かいところまで作られています。

しかし、主人公は本の「潮騒の街」のように癒されることなく、心が乾いたまま日々を淡々と送っていきます。

そんな主人公と周囲の人々が次第に互いの心に触れていき、少しずつ希望を見いだしていくお話となっています。

「潮騒の街」に出てくる登場人物たちはそこまで多くないので、誰がどんな人物なのかそれほど混乱せずに把握することができると思います。

個人的には猫がとてもかわいいです。

途中悲しい出来事もありますが、残念ながらストーリーは一本道なので回避できません。

主人公と一緒に受け入れていきましょう。

「潮騒の街」の本編はそこまで長くなく、だいたい2時間あればエンディングまでたどり着けると思いますので、心温まるストーリーを味わってください！

本編が終わったあとはおまけがあります！製作者のお話が読めたり本編で使われた音楽を堪能できたりしますので、ぜひ最後までプレイしてみてください！

世の中が生きづらい、人との関わりがうまくいかないという人はちょっとした暇つぶしにでも「潮騒の街」をプレイして癒されてみてください。