Ｄ×２ 真･女神転生 リベレーションをじっくり遊んで徹底レビュー！

有名タイトル「女神転生」の最新作となるコマンド入力型の王道RPG

「D×2 真･女神転生 リベレーションズ」は、悪魔を使い、悪事を働く「アコライツ」と戦うRPGです。

アプリは「メガテン」の愛称でおなじみの、「女神転生」シリーズ最新作となります。

シリーズを知らない方でも楽しめるオリジナルストーリーが展開されるので安心です。

プレイヤーは、世界に悪影響を及ぼす「アコライツ」殲滅のため、通称「D2」と呼ばれるリベレイターとなり戦います。

ストーリーはアニメを見ているかのような、全編フルボイスが魅力的な作品でした。

事件は身近な所に起こる

ストーリーは、プレイヤーがとあるアプリをダウンロードしたところから始まります。

「D2」としての資質を認められたプレイヤーは、リベレイターの一員に抜擢されるのでした。

実際の地名が登場するので、世界観に入り込みやすいのが魅力的です。

オートも可能なバトルシステム

バトルはコマンド入力型で、最大3倍速までスピード変更ができ、オートも選べるのでプレイスタイルに合わせて進められます。

オートと3倍速があればバトルは快適に進められるため、時間がない方でも楽しめるのではないでしょうか。

戸惑いながらも奮闘する主人公には、少し感情移入してしまいました。

「メガテン」の特徴である、オカルトとサイバーは踏襲しつつ、現代に起こりうる事件をテーマとしたメインストーリーに引き込まれる魅力があります。

人類を試す知的生命体と、その信奉者である「アコライツ」との水面下での戦争を制しましょう。

プレイ動画

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弱点属性がカギであり「仲魔」システムが楽しめるバトルが魅力

弱点1つで有利を保てる

「メガテン」シリーズ特有のバトルシステムは、「D2」にも引き継がれています。

敵の弱点を突くかクリティカル攻撃で、1ターンボーナスを獲得し、味方に有利な戦いを続けましょう。

属性相性が強く出るため、パーティ編成をしっかり考えることが大切です。

敵をタップすると、属性相性が表示されるため全てを覚える必要がないのは安心でした。

全体魔法を使う際は、無効化する敵がいないか注意が必要です。

無効化されてしまうと、ペナルティでこちらのターンが減り不利になるため、しっかり確認してから攻撃しましょう。

醍醐味となる「仲魔」システム

バトル中に敵の悪魔が話しかけてくることがあります。

敵の悪魔と交渉が成立すると、仲間になってくれるのは「メガテン」シリーズならではで、ファンの方も満足されるのではないでしょうか。

レアリティの低い悪魔も様々な使い道があるため、悪魔との交渉は積極的に応じるようにしましょう。

悪魔との交渉が決裂してしまうと、必ず敵のターンとなるため選択は慎重にしたいところです。

悪魔のキャラクターを見極めて、へりくだったり優しくしたりと、ちょっとした心理戦も楽しめます。

悪魔からの要求は、ごまかすこともできますが少額であれば差し出して「仲魔」のストックを増やしておくと、後々便利です。

資金稼ぎはアウラゲートで

アウラゲートでは交渉に使う宝石や、後述する悪魔合成に使うマグタイトを獲得できます。

メインストーリーに詰まってしまった時や、気分転換にアウラゲートのダンジョンを探索すると、素材も集まりお得です。

属性相性で有利にも不利にもなるのは、じっくりバトルができ、とても楽しめました。

悪魔との心理戦も駆け引きが楽しく、バトルに作業感がないのが良かったです。

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様々な強化方法とダンジョンでやり込み要素が多く長く楽しめる

レベリングクエストの活用

RPGで面倒に感じるのは、やはりレベル上げではないでしょうか。

そんな手間を省く便利なシステムが、レベリングクエストです。

2人のキャラクターと、最大8体の悪魔を簡単操作で一気にレベル上げできるのは、とても便利でした。

オートクエストを設定すると、アプリを開いたまま放置してもスタミナの限りレベル上げしてくれます。

ボス戦に詰まった時なども活用してみましょう。

悪魔の育成方法は様々

レベリングクエストに使うスタミナの余裕がない場合は、捕食を使って悪魔のレベルを上げられます。

「捕食」という表現が、オカルト的な世界観をより濃く演出しているように思いました。

捕食には仲魔にした悪魔を使用できるため、ストックに余裕があればよく使用する悪魔の強化に使うのも良いでしょう。

悪魔は特定の素材を使用し、覚醒させられるため、覚醒でステータスを底上げしたり新たなスキルを獲得するのもおすすめです。

悪魔には同じ名前でも型違いが存在し、覚醒で得られるスキルに違いがあるようでした。

また、スキル継承で任意のスキルを悪魔に覚えさせられます。

私はいわゆる光属性に悪魔が偏ってしまい、全体魔法に困ったため、ホルスに氷属性を持たせてみました。

継承するスキルを持つ悪魔がいなければ成立しないため、悪魔のストックは非常に重要です。

継承に必要なポイントは、素材や別の悪魔から「ポイント継承」して獲得しましょう。

シリーズおなじみの「合体」

悪魔同士を合体させて新たな悪魔を生み出す「合体」は、キメラを作る感覚でオカルトな世界観を体験できます。

様々な場面でストック悪魔を使うため、交渉には必ず応じると良いでしょう。

ガチャで強い悪魔を引けなくても、地道に1から自分好みの悪魔を育てられるのは、やり込み度が高くハマりました。

悪魔のステータス上げは「烙印」の装着でも可能です。

同じ種類の烙印を装着すると、ボーナスでさらにステータスが上がるのは嬉しいシステムでした。

様々な角度から、自分のお気に入り悪魔を大切に育てられるのは、やり込みがいがあり楽しめます。

強化に必要な素材を獲得できるダンジョンも、わかりやすくまとまっています。

各悪魔の詳細画面には他のユーザーからの評価コメントがあるので、育成の参考にするのも良いでしょう。

育てた悪魔で対人戦に挑もう

ある程度パーティが育ったら、「D2デュエル」にチャレンジしてみるのもおすすめです。

普通のバトルとは異なるルールのため、強くなったと思って挑んでも返り討ちに遭うことが多々あります。

他のプレイヤーの悪魔と実際に戦うのは、良い力試しになるので、ぜひ自慢のパーティで挑んでみましょう。

バトル中に他のプレイヤーから応援要請が入るランダムイベントも発生します。

実際に応援要請を出せるわけではなく、完全にランダムなイベントですが、他のプレイヤーからの応援が届き救われたこともありました。

チャットやギルドである「ファクション」でも、他のプレイヤーとコミュニケーションができるので、育成や攻略など相談してみるのも良いでしょう。

キャラクタースキルを活かす

リベレイターの仲間達にもそれぞれスキルがあり、バトルをサポートできます。

キャラクターのスキルも重要なので、レベリングクエストは本当に便利でした。

キャラクターもまんべんなく育てておくと、様々な場面で役立つためおすすめです。

シリアスな中に潜む笑い

メインストーリーは、現代でも起こりうる事件をモチーフに展開するため、シリアスな場面も多いです。

しかしその中にちりばめられた細やかなパロディに、クスッとしてしまうこともありました。

リーダーであるメガキンを始め、登場人物全員が個性豊かなのも引き込まれる魅力があります。

「D×2 真･女神転生 リベレーションズ」は、「メガテン」シリーズの世界観を崩さず、スマホゲームならではのお手軽システムを搭載しているのが魅力的でした。

シリーズを初めてプレイする方でも、入り込みやすいシステムと世界観なのは安心です。

じっくり育成が好きな方にぜひおすすめしたい作品です。