僕の妹が死んだ。をじっくり遊んで徹底レビュー！

僕の妹が死んだ。の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「僕の妹が死んだ」は、ある日外出先から家に帰ってきた主人公が部屋に戻ると、妹が死んでいたというショッキングな事件の謎を解き明かしていく、謎解きアドベンチャーゲームです。妹の不自然な死とともに残された謎の数枚のメモ。そこから妹がなぜ死んでいたのかを推理し、謎だらけの事件の真相を解き明かしていきます。

この「僕の妹が死んだ」では、謎解き自体はストーリー仕立てで進んでいきます。プレイヤーが解いていく謎は「なぞなぞ」。妹が残したメモには一問一答のなぞなぞが書かれており、これを一定数答えると次のストーリーへ進むことができます。つまりなぞなぞをどんどん解いていくことで、妹の謎の死の全貌が明かされる仕組みになっています。

殺人事件のミステリーというよりは、「僕の妹が死んだ」はミステリー小説のようなストーリー展開の楽しみと、なぞなぞを解くスッキリ感を両方味わえるゲームになっています。なぞなぞは1ステージ当たり30問ほどです。30問すべて正解すると、次のステージへの道が開けます。なぞなぞはメモに書かれている図や文字を頼りに、「何を表しているか」を答える形式です。

答えは自由入力になっており、キーボードから単語を入力して、答えが合致していると正解になります。正解の判定は割と広く、漢字でもひらがな、カタカナでもOK。割と広く判定してくれるので、ストレスもありません。「僕の妹が死んだ」で出題されるなぞなぞ自体の難易度は比較的優しめ。漢字の一文字埋め問題や、言葉の表し方など、ある程度パターン化しているので、慣れるとサクサク答えが見つかります。ゲームの進行スピードとしては早い方でしょう。

しかしどうしてもわからない問題の場合はヒントをもらうこともできます。ヒントは通常のヒント、そして究極のヒントの2種類があります。このうち通常のヒントはすぐに見ることができますが、究極のヒントの場合は30秒のCMムービーを見ることで手に入れることができます。

通常のヒントでもわからない場合は、究極のヒントに頼ってしまいましょう。究極のヒントはその名の通り「究極」なので、ほぼ答えに近いヒントが手に入ります。このように「僕の妹が死んだ」では、プレイヤーの救済措置もきちんと用意されているので、なぞなぞが苦手な人でも気構えすることなく楽しむことができます。

一つひとつの問題をコツコツ答えていくものなので、空き時間に少しだけプレイするのにもうってつけ。ちょっとした頭の体操にも使えるので、気分転換にももってこいです。全体の問題数も100問は超える大ボリューム。長く遊べるアプリです。

なぞなぞがメインでありながらも、緻密なストーリーもまた魅力の一つ。妹を殺害した真犯人は果たして誰なのか。そしてすべての謎を解き明かしたとき、まさかのラストの展開が待ち受けています。ミステリーとしても謎解きゲームとしても十分に楽しめる、しかも無料という贅沢なゲームに仕上がっています。