ばぶりえると魔王の杖をじっくり遊んで徹底レビュー！

ばぶりえると魔王の杖の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「ばぶりえると魔王の杖」をプレイしてみました。

ジャンルはゲームブックです。

イエスキリストの降誕の物語を、可愛らしい絵で分かりやすく読み進めていきます。

ただ読むだけでなく、途中でいくつか選択肢があり、選んだ選択によって違ったストーリーになるといった、サウンドノベルのような要素もあります。

「ばぶりえると魔王の杖」はこのように、鉛筆での下描きのような柔らかい画風です。

キリストの両親であるヨセフとマリアは、このカエルと犬が演じてくれます。

キリストについて何も知らない人でも、これならスラスラと読み進めていくことができそうですね。

タップすれば話が進むので、自分のペースでじっくり読むことができます。

神の使いの天使から、聖霊の力によって救世主となる神の子を身ごもるようにマリアは告げられ、マリアはそれを受け入れました。

しかし、身に覚えのない妊娠にヨセフは当然怒りだしますが、真実を知って何とか婚約破棄を思いとどまります。

結構な修羅場のはずですが、この画風だといまいち緊迫感に欠けますね。

ただ、そこがまた良い所だと思います。

前述のように、「ばぶりえると魔王の杖」では選択肢が出てくるポイントがいくつかあります。

選んだ選択によってその後の展開が変化します。

それが正解だったのか不正解だったのかは、その場ではすぐには分かりません。

ひとまずその場は何事もなく進むので、先を読み進めていきましょう。

イエスの誕生によって、ヘロデ王の立場が脅かされることとなり、ここから物語は大きく動いていきます。

恐ろしいヘロデ王も、「ばぶりえると魔王の杖」の世界ではこんな可愛い熊さんになってしまっています。

イエス抹殺を目論むヘロデ王の魔の手から、ヨセフたちは逃れることができるのでしょうか？

選択肢を間違えるとバッドエンドを迎えてしまいます。

見かけによらず結構グロイですね。

可愛い画風に騙されると結構ショックを受けるかもしれません。

バッドエンドの際、何が悪かったのかヒントがあります。

と言ってもやり直して違う選択肢を選ぶだけなので、難しいことはありません。

先程は殺されてしまいバッドエンドになってしまいましたが、選択肢を変えれば運命を変えることができます。

「ばぶりえると魔王の杖」はとても短い読み物で、ゲームとしてのやり込み要素などは一切ありませんが、ちょっと空いた時間にキリストについて簡単な知識を得るには最適のゲームアプリといえるでしょう。