逆水寒のレビューと評価

レビュー内容（3.80点）

• 逆水寒とは
• プレイ動画
• 関連ジャンル
• プラスポイント
• 手の大きさまで自在なキャラ作り
• 美しい都や村で依頼をこなす
• 流派ごとのスキルを組み合わせる
• 住民とのミニゲームイベントも
• マイナスポイント
• 戦闘の発生頻度が低め
• 物語の作りが甘く感じる
• 総評レビュー・総合評価

逆水寒とは

「逆水寒」は東洋風世界で義侠となり、自由度の高い探索や物語へ触れられるMMORPGです。

故郷を襲った悲劇の真相へ迫る物語と共に、広大な世界を巡る探索にも没頭してみましょう。

流派ごとの武器や技で戦う戦闘も楽しく、頻繁に発生する依頼やミニゲームの攻略もやりがいのある作品です。

武器は刀・拳・槍・琴・帯・霊の6種。MMOらしく味方支援に長けた流派も。

プレイヤーは6つの中から流派を選択し、北宋時代をモチーフにした東洋風の世界へ出発します。

流派ごとに扱う武器が異なり、仲間から継承した技を攻撃手段の1つとして使える点も好印象です。

細部まで調整可能なキャラクリエイト要素付きなので、好みの容姿を持つ主人公と共に物語や戦闘に触れてみてはいかがでしょうか。

主人公が過去の真実を知った後、師と姉弟子の元から離れて手がかりを探す。

本作では主人公の故郷を襲った集団の手がかりを求め、都や周辺の村で数々の依頼をこなします。

義侠らしく武力解決できる問題もあれば人探しの依頼まであり、奇遇イベントの数々にもやりがいを感じられました。

街中の探索だけでも多くの発見があるため、気になる場所を自由に巡ってみましょう。

撮影モードは視線も自由で、好みのポーズや顔向きを調整して記録を残せる。

探索には、景色や人物を背景に写真を撮る機能も備わっています。

主人公が小物も使った多彩なポーズを取れるほか、ゲーム内時間や光の強弱まで調整可能です。

美しい景色の場所を見つけ出し、主人公の旅の軌跡を記録してみてください。

プレイ動画

関連ジャンル

ロールプレイング

ファンタジーRPG

MMO

すべてのジャンルを見る

プラスポイント

手の大きさまで自在なキャラ作り

性別ごとに顔と体格のプリセットがあるので、そこから調整していくのが良い。

本作をプレイする上で最初に心を奪われるのは、キャラクリエイトの自由度の高さではないでしょうか。

数々のMMORPGと同じく顔パーツを指定できるのはもちろん、胸部の長さから手の大きさと細部に至るまで調整できます。

屈強な体の武人や美脚を強調した義侠と、こだわり抜いた容姿の主人公を作るのもいいかもしれません。

物語にはムービー演出も豊富に備わり、QTEが発生する場面も多め。

主人公には豊富な衣装も用意されていて、服装や容姿はストーリームービーにも反映される仕組みです。

義侠らしい武人装束だけでなく、学生服や貴族風の姿と世界観に囚われない衣装があるのも好感が持てました。

依頼進行で手に入る衣装もあるので、主人公の見た目に似合う服を探してみてはいかがでしょうか。

美しい都や村で依頼をこなす

街中を歩くだけでも依頼が見つかり、動物の導きで宝が手に入ることもある。

物語の序章で主人公の幼少期や過去に触れた後、都へ訪れると以後はプレイヤーが自由に行動できます。

本筋の依頼を進めていく以外に各地で発生する奇遇イベントまであり、興味惹かれる部分を優先して進めても問題ありません。

都の内部にも多彩な依頼や宝箱が点在しているため、隅々まで見物してみるのも良さそうです。

空を飛ぶ以外に水上ダッシュも可能。移動方法が多彩で探索が楽しかった。

主人公の移動手段は徒歩だけでなく、馬で駆けたり空を飛んだりと多岐にわたります。

垂直の壁をダッシュで登ることもでき、崖や建物の上を走り回ったりと幅広い場所を行動できるワクワク感がたまりません。

序盤からさまざまな場所を探索できるので、撮影向きのキレイな場所を探してみましょう。

物語前に特定の会話を聞いたり、物を手に入れると、選択肢が増える場面も。

また、一部の任務は主人公がエモートアクションを取ると進行し、会話の選択肢で好感度の上昇イベントも起きます。

縁の深いNPCの元へ訪問したり贈り物をしても好感度が上がり、仲が良い相手からメッセージが届く突発イベントまで楽しめます。

特定エリアの探索ではPvPが解放される機会もあり、物語や対人のどちらでも高い満足感が得られるのではないでしょうか。

流派ごとのスキルを組み合わせる

炎＋風などの2つを合わせて使うと、広範囲への攻撃に変化することも。

探索や依頼中に起こる戦闘では、流派ごとの武器攻撃やスキルで敵勢力を排除します。

武器攻撃だけでもいくつかの派生アクションが備わり、スキルとの組み合わせで炎や氷属性を付与した技を発動可能です。

流派ごとに習得可能な技も充実しているため、扱いやすいスキルセットを作ってバトルへ挑みましょう。

雷を身に受けるなど、特殊条件を満たせば解放されるスキルがあるのも良い。

主人公のスキルはレベルアップだけでなく、各地で起きる奇遇イベントや自然現象に触れて習得可能なものもあります。

依頼進行で幅広いアクションが解禁されていくので、ストーリー以外のやり込みにも遊びがいを感じられそうです。

各地の探索と同時に発生したイベントをこなし、流派の力を引き出す技の習得に励んでみてください。

住民とのミニゲームイベントも

細かな破片を組み込む絵合わせも。場所が見つけづらく難易度が高かった。

各地で発生する依頼の中には、住民とのミニゲームに勝てば達成となるものも登場します。

限られた視界で相手を探すかくれんぼや箱を動かす謎解きがあり、ときには囲碁や釣りなどの遊びにも挑まなければなりません。

ストーリーの気分転換に依頼を探しながら、数々のミニゲームにも触れてみてはいかがでしょうか。

事前予約中のタイトル！

2026年

ポケモンチャンピオンズ

メガシンカや技の駆け引きが勝敗を分かつポケモンのコマンドバトルRPG

2025年11月下旬

終境シンフォニー

終焉が訪れた世界で再生につながる希望を探し出すファンタジーRPG

2025年

仮面ライダー ディフェンスウォリアーズ

歴代の仮面ライダーを配置して自陣防衛に臨むタワーディフェンス

配信日カレンダーへ

マイナスポイント

戦闘の発生頻度が低め

操作ボタンのサイズを個別調整できず、攻撃や回避を誤操作しやすいのも欠点。

MMORPGと聞けばボスに何度も挑戦したり、戦闘で素材を集める印象が強い方も多いのではないでしょうか。

本作は数多くの依頼があるものの、会話だけで完結する任務も多く、探索でも戦闘機会は控えめな印象を受けます。

メインストーリーも会話パートが多めで、戦闘をメインで遊びたい方はガッカリしてしまうかもしれません。

物語の作りが甘く感じる

物語の解放や達成条件が一部分かりづらく、先へ進むのに迷うこともあった。

メインストーリーは美麗キャラ同士の会話が続き、QTE付きのムービーシーンと目を奪われる場面も豊富です。

ただ、ボイスが突然日本語ではなくなったり、仲間のセリフが他人行儀になったりと、作りの甘さが目立ちます。

会話シーンに触れる機会が多い作品なので、没入感が高まるような調整に期待したいところです。

総評レビュー・総合評価

「逆水寒」は和の雰囲気が強い世界の探索だけでなく、数々の依頼攻略やミニゲームも楽しめるMMORPGでした。

ストーリー演出の面で少し不満はあるものの、キャラクリエイトにこだわれる点やスキル編成の幅広さには好感が持てます。

自分好みのキャラを作り東洋風世界を旅したい方、自由な探索に触れてみたい方は、ぜひ遊んでみてください。