青山オペレッタのレビューと評価

レビュー内容（3.55点）

• 青山オペレッタとは
• プレイ動画
• 関連ジャンル
• プラスポイント
• 歌劇団員の日々を描いた物語
• 団員二人のルーム会話が聞ける
• 成長に応じてイラストが変化
• マイナスポイント
• バトル演出に物足りなさを感じる
• ストーリーボイスはなし
• 実装済みの物語が少なめ
• 総評レビュー・総合評価

青山オペレッタとは

「青山オペレッタ」は男性だけの歌劇団を舞台に、日常や練習風景の物語に触れるアドベンチャーゲームです。

団員同士の確執や友情を育む場面に触れながら、舞台練習に励む彼らの日々を見届けましょう。

99期生と100期生が競い合う物語と、キャラ同士の掛け合いが楽しめるルーム機能に惹かれる作品です。

メインストーリーは99期生と100期生が同じ舞台の役を巡って競い合う。

本作は2次元×3次元をテーマに、舞台公演やラジオ放送などのメディア展開が行われているタイトルです。

舞台を演じる役者さんが2次元版のキャラに声を吹き込んだりと、幅広くコンテンツに触れられる作品となっています。

ゲームでは99期生の団員たちも登場し、100期生のメンバーと交わる物語から目が離せません。

緊迫した場面や練習の一幕など、さまざまなシーンで一枚絵を眺められる。

物語はスチル演出付きで、美麗イラストが数々の場面を盛り上げてくれます。

キャラごとのカードや家具に関するストーリーまであり、多彩な話題の物語が展開される点も好印象です。

特定キャラ同士の会話も聞けるので、推しの物語に浸ってみてはいかがでしょうか。

高レアカードは普段と違う衣装で着たり、日常シーンを描いたイラストが付く。

団員でチームを組み挑むレッスンバトルやルームの飾り付けと、物語以外のコンテンツも備わっています。

カードの育成要素もあり、レベルやスキル強化でチームの戦力アップが可能です。

相手との相性を考えたチームでレッスンに挑み、新たな物語を読み進めてみてください。

プレイ動画

関連ジャンル

アドベンチャー

ノベル

イケメン

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プラスポイント

歌劇団員の日々を描いた物語

主人公は演出助手の立場で歌劇団入りし、団員たちを見守る日々を送っていく。

本作は100年の歴史を持つ歌劇団を舞台に、所属団員の日常や練習風景が描かれます。

舞台の役柄への想いや心情を語ったりと、小競り合いもありながら99期生と100期生が競う物語に釘付けになりました。

会話パートの立ち絵には多彩な表情差分があるため、感情豊かに描かれる物語をじっくり堪能してみてはいかがでしょうか。

団員の過去に触れる場面も。イラストや立ち絵で感情が伝わりやすいのも良い。

また、物語の一幕を切り取った、美しいイラスト演出が用意されている点も見逃せません。

練習着や女形姿に着飾った姿などが見られ、歌劇団内のさまざまな一面に触れられるのも好感が持てます。

キャラごとの個別ストーリー付きなので、推しを見つけて物語に触れてみるのが良さそうです。

団員二人のルーム会話が聞ける

キャラごとに部屋が与えられていて、家具や壁紙で自由に飾り付けができる。

ルームへ移動すると、好みの衣装を着せた状態でキャラの立ち絵鑑賞を行えます。

キャラごとの部屋を飾り付ける機能もあり、壁紙や床、家具まで自由にアイテムを配置可能です。

家具購入で机や部屋に関した会話が見れるため、数々の物語に触れてみましょう。

組み合わせでキャラ同士の会話が変化。舞台以外の話題が出るのもうれしい。

さらにルーム入室中に他の団員を誘うと、特定キャラ同士の会話を眺められます。

ルーム会話はボイス付きで、組み合わせごとにいくつかの話題が用意されている点も見逃せません。

友人やライバルといった間柄の団員を招き、どんな会話をするのか聞いてみてください。

成長に応じてイラストが変化

話が進むとレッスンパートが発生し、クリアすると次の物語に触れられる。

本作はキャストカードを収集・育成し、レッスンをクリアすればメインストーリーが解放される仕組みです。

レッスンは5人チームで挑むセミオートバトルで、通常攻撃やスキルを駆使して相手を倒さなければなりません。

団員と敵には3すくみの相性があるため、有利属性のメンバーを多めにバトルへ挑みましょう。

装飾品はキャラ能力を大きく伸ばす。レッスンでドロップするアイテムも。

バトルで使用するカードには、レベル・スキル・装飾品といった育成要素が備わっています。

基礎ステータスがメンバー個人の火力や耐久につながり、スキルを鍛えると発動時のダメージアップも狙えます。

立ち絵イラストが変化する進化要素付きなので、成長後の姿を見届けてみてはいかがでしょうか。

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マイナスポイント

バトル演出に物足りなさを感じる

スキル発動時のカットインはあるが、もう少し団員固有の演出が欲しいところ。

本作の戦闘は敵味方が交互に動くターン制で、攻撃には立ち絵が動く演出があります。

ただ、キャラボイスは付いているものの、大きな動きなく戦闘が淡々と進むのは物足りなく感じてしまいます。

物語重視な作品なので仕方ない部分なのかもしれませんが、もう少しバトルを盛り上げる要素があれば良さそうです。

レッスンの先生が相手に出る機会が多く、先へ進んでも変化を感じづらい。

また、レッスンバトルは敵の種類が少なく、毎回同じ相手との戦いが続くのも単調さを感じるポイントです。

ストーリー上では団員同士で切磋琢磨する場面もあるため、他メンバーが相手に出てきても良かったかもしれません。

ストーリーボイスはなし

主人公の選択肢もあるが、後の会話が少し変化するだけで大筋は変わらない。

メインストーリーのほか、個別や家具と数々の物語が読めるのは本作の良い点です。

しかし、ストーリーの会話セリフはボイスなしで、少し味気ない印象を受けてしまいます。

ルーム会話にはボイスがあるため、醍醐味となる物語にもさらなる演出を加えてほしいところです。

実装済みの物語が少なめ

進行度が残っているのにクリア済みでも次の章がでない。条件があるのだろうか。

筆者プレイ時点では、メインストーリー1部3章までしかプレイできず、物語の総量はかなり少なめに感じます。

ステージ攻略を終えると育成目的の周回がメインとなってしまい、物語に触れる機会が減るのが残念です。

3章までは簡単に攻略が終わってしまうので、今後のストーリー追加に期待します。

総評レビュー・総合評価

「青山オペレッタ」では、男性だけの歌劇団で起きる人間関係や練習風景の物語を堪能できました。

ストーリーの少なさが難点なものの、団員を描いた数々のイラストが見れるのは好感が持てます。

男性歌劇団の物語や青山オペレッタの世界観が気になる方は、ぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。