ハイキュー!!FLY HIGHのレビューと評価

レビュー内容（4.05点）

• ハイキュー!!FLY HIGHとは
• プレイ動画
• 関連ジャンル
• プラスポイント
• 3点を先取したチームが勝つ試合
• 控えメンバーが役立つ場面も
• 没入感の高いストーリー要素
• ラリー勝負やクイズのミニゲーム
• マイナスポイント
• 性能重視なら編成が制限される
• ちびキャラの動きが単調
• 総評レビュー・総合評価

ハイキュー!!FLY HIGHとは

「ハイキュー!!FLY HIGH」は高校バレーに情熱を注ぐ選手たちと、数多くの試合へ挑んでいくスポーツゲームです。

各ポジションに適正を持つ選手でチームを作り上げ、短時間で決着が付く試合を楽しみましょう。

ハイキューの物語を堪能できるストーリーパートと、自身の判断で状況を動かせる試合に心奪われる作品です。

原作物語を追えるストーリー付き。キャライラストが豊富で読みごたえ十分。

「ハイキュー!!」は週刊誌で連載が8年続き、アニメや映画も人気を博すバレーマンガです。

本作はアニメ版をベースに、主人公やチームメイト、ライバルたちが集った理想のチームで試合へ臨めます。

イラストやボイスをふんだんに使ったストーリー要素付きなので、原作物語を振り返りながら遊んでみてください。

サーブや攻守の指示を出し、自身の戦略を練って試合を進めていく。

試合中はプレイヤーが攻撃や守備、サーブ指示を出してコート内の状況を動かせます。

指示が上手くハマって得点を重ねるのが気持ち良く、キャラごとのスキルが試合を盛り上げてくれる点も見逃せません。

エースに攻撃を任せたりブロック役を決めたりと、自分好みの戦略で勝利を掴みましょう。

指定場所到達が目的のすごろく系ミニゲームも。ちびキャラの姿に癒される。

バレーの試合以外に、原作好きを楽しませるサブコンテンツもしっかり揃っています。

知識を試すクイズや簡単なミニゲームが遊べるだけでなく、ちびキャラに癒される部屋作り要素付きです。

ステータスを伸ばす育成要素もあるので、推しを最高の選手に鍛え上げてみてはいかがでしょうか。

プレイ動画

関連ジャンル

スポーツ

バレー

漫画・アニメ

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プラスポイント

3点を先取したチームが勝つ試合

一部キャラは弱点が分かる能力持ち。先取点を狙うなら弱い部分を攻めたい。

本作は遠征や特訓に挑むと、さまざまなチームとバレーの試合が楽しめます。

基本的にプレイヤー先行で始まり、サーブ時は相手の守備位置を見てから打つ場所を指定可能です。

サーブ成否を決めるタイミングタップ要素付きで、威力が高い攻撃でサービスエースを奪えたときの爽快感がたまりません。

行動選択時は試合が一時停止。焦らず攻守の選手を選べるのはありがたい。

サーブを捕られてラリーが続いた場合、メンバーからスパイクやブロックを行う選手を自由に選択できます。

ただし、各行動を行うごとにスタミナが削られるため、1人の選手に頼りすぎると敗北につながりかねません。

負担をできる限り分散しながら、推し選手が活躍できる機会を作ってみるのも良さそうです。

カットインやアニメ演出がカッコ良く、必殺技で得点を稼ぐのも爽快。

どちらかのチームが3点先取すると終了で、前後半要素がなく実際の試合ほど時間は掛かりません。

キャラごとにスパイクやブロックで真価を発揮する必殺技まであり、発動時の短いアニメ演出に目を奪われます。

短期決着の試合は遊びやすく、プレイヤー判断が勝敗を握るシステムもやりごたえ抜群でした。

控えメンバーが役立つ場面も

控えはサーブ代理としての入れ替えが可能で、選手の不得意をカバーできる。

試合パートでは、事前にスタメン7人と控え6人のメンバーを選抜しなければなりません。

控えはスタミナ切れ時の入れ替えに使えるだけでなく、代理でサーブを打ち攻めの一手としての活躍も期待できます。

選手能力を上げる応援キャラもいるので、自分好みのチームを作ってみてはいかがでしょうか。

ステータス値は6つに分けられていて、レベルアップで各能力が伸びていく。

各選手はレベルアップやトレーニングを行うと、試合中の各行動につながる能力が向上します。

一定レベルへの到達で限界突破の機会が訪れ、低レアが他選手の育成素材として役立ってくれる点も好印象でした。

選手の総合能力が試合結果に反映されるので、育成を進めてから遠征や特訓へ挑みましょう。

没入感の高いストーリー要素

主人公「日向翔陽」が高校バレー部の入部希望を出す場面から物語が進む。

遠征ステージの進行に応じて、原作物語に触れられるストーリーを解放できます。

主人公とパートナーの出会いから順に進むため、ゲームから物語に触れてもハイキュー!!世界へ没入しやすいのではないでしょうか。

烏野高校バレー部への入部から青葉城西高校との試合など、じっくりと物語に浸ってみてください。

筆者はアニメを視聴していたため、懐かしさに浸りストーリーを楽しめた。

また、ストーリーの立ち絵はLive2D付きで、会話の一幕にアニメイラストを使った演出が登場します。

会話セリフにボイスが付いているのもうれしく、物語にかなり力が入っている印象です。

ヘッドホンなどでキャラごとのボイスに聴き入りながら、高校バレーの物語を堪能しましょう。

ラリー勝負やクイズのミニゲーム

シルエットクイズは立ち絵が問題に出るため、キャラの特徴を覚えておきたい。

本作にはバレーの試合や物語以外に、手軽に遊べるミニゲームが数多く備わっています。

例えばクイズなら、原作やゲーム内の基礎知識に対する問題に一定数正解して報酬を獲得可能です。

シルエットを当てるクイズもあるので、キャライラストを事前に眺めておくといいかもしれません。

ミニゲーム以外に腕試し試合もあり、強敵に挑んで育成素材などを回収できる。

1対1のラリー戦では、ポイントを稼ぐだけのシンプルなミニゲームも遊べます。

相手がボールを落とせばプレイヤーの得点となり、残機が尽きるまでにいくらのポイントを稼げるかが試されます。

プレイヤー同士のランキング機能もあるため、何度も遊んで高得点を狙ってみてください。

収納や机と置けるアイテムが充実。トコトコ部屋を歩くキャラがかわいい。

さらに合宿所の部屋を飾り付け、選手たちの様子を眺める交流要素まであります。

机や椅子はもちろん窓や収納道具、壁紙まで揃っているので、こだわりの部屋も作り出せるのではないでしょうか。

自分好みの家具を置いて部屋を飾るのが楽しく、合宿所内を歩くちびキャラの姿にも癒されました。

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マイナスポイント

性能重視なら編成が制限される

相性で能力が伸びるのはありがたいが、編成の自由度が下がってしまう印象。

本作は同じ高校のメンバーを揃えたり、キズナ効果を発動すると選手能力が向上する仕組みです。

チーム性能を重視するなら組み合わせが重要で、出場メンバーが固定されやすい点は少し残念に感じます。

ポジションごとに配置可能な選手も決まっているため、編成次第で推しの活躍機会が減ってしまうかもしれません。

ちびキャラの動きが単調

特定の部屋に置いたちびキャラは基本歩くだけで、動きが少ないのが残念。

合宿所に訪れると、配置したちびキャラたちが室内を歩き回る姿を眺められます。

ただ、キャラをタップしても何も起きず、置いた家具で行動を起こすなどの要素もないようです。

触れたときに反応が返ってきたり配置家具で休む要素でもあれば、より部屋作りが盛り上がりそうだと感じます。

総評レビュー・総合評価

「ハイキュー!!FLY HIGH」では、プレイヤー指示で攻守やサーブの動きが決まる試合にやりがいを感じられました。

原作ストーリーを堪能できる点もうれしく、ミニゲームや部屋作りが合間に楽しめるのも良い点です。

ハイキュー!!の物語に触れたい方やバレーが好きな方は、ぜひ遊んでみてください。