ワールド・ウォー・マシーンズ:コンクェストのレビューと評価

レビュー内容（3.85点）

• ワールド・ウォー・マシーンズ:コンクェストとは
• プレイ動画
• 関連ジャンル
• プラスポイント
• 舞台は第2次世界大戦の大陸
• 基地内部の道路整備も重要
• 戦車や兵士の生産が勝敗を握る
• 対空射撃やパズルのミニゲーム
• マイナスポイント
• 画面を遮るアイコンが多め
• 詳細な戦闘映像はリプレイのみ
• 総評レビュー・総合評価

ワールド・ウォー・マシーンズ:コンクェストとは

「ワールド・ウォー・マシーンズ:コンクェスト」は軍の司令官となり、部隊派遣や内政発展に努めて大戦を戦い抜くストラテジーゲームです。

基地内で兵士訓練や戦車の生産と強化を行い、他司令官や敵部隊との戦闘に勝利し続けましょう。

司令官の指示が発展の要となる内政強化と、部隊バトルや戦闘機撃墜のミニゲームまで遊べる作品です。

3Dの戦車や戦闘機が登場。ミリタリーに詳しい方なら知る兵器が見つかるかも。

プレイヤーは1つの基地を任された新任司令官となり、大戦の渦中にある世界で敵軍との戦闘へ挑みます。

内政発展はストラテジーでよくあるシステムなので、似た作品を遊んだ方ならすぐ流れを掴めそうです。

実際使われた戦車や戦闘機が登場するため、ミリタリー好きの方にはたまらないのではないでしょうか。

戦闘機や兵の育成要素も。部隊入りする兵器はしっかり育てておこう。

3Dで描かれる兵器は見ごたえがあり、部隊同士の戦いも眺めて楽しめます。

手軽なシューティングやマッチ3パズル要素付きで、内政発展の合間時間を埋めてくれるのも良い点です。

建物強化や兵士訓練を進めながら、各種ミニゲームも遊んでみてください。

プレイ動画

関連ジャンル

シミュレーション

戦略

戦争

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プラスポイント

舞台は第2次世界大戦の大陸

序盤は副官の指示に従い、敵軍と戦いながら内政発展の知識を得ていく。

本作は4つの国が支配権を争う、第2次世界大戦中のヨーロッパ大陸が舞台です。

プレイヤーは自身の所属国を選んだ後に基地を預かり、大陸中央の都市「ベルリン」制圧を目指し戦力を整えます。

1,930年代から始まった戦争が再現されていて、実在した兵器を自身で運用できるのも面白い点でした。

戦力に影響する大きな違いはないため、好みで国を選んで問題ない。

また、プレイヤーが選んだ所属国に応じて、運用兵器が変わるのも特徴の1つです。

国に合わせた兵器が登場し、砲撃や爆撃を行う3Dバトルがゲームを盛り上げてくれます。

内政発展が進むと敵国の兵器も自戦力として運用できるので、好みの戦車や戦闘機を探してみるのもいいかもしれません。

基地内部の道路整備も重要

建築は2つまで行えるため、司令部を優先しながら別施設も育てておくと良い。

内政発展を進めるには、基地内部に建てた各施設の強化を進めなければなりません。

施設強化は資源を消費して時間経過を待つストラテジーおなじみの作りなので、少し遊ぶだけで簡単に流れを掴めそうです。

本作は加速や希少アイテムの獲得機会が多く、施設強化の時間短縮がしやすい点も好印象でした。

基地内部の様相はプレイヤー次第。施設建築後は道をつなぐのを忘れずに。

基地内部の建物は中枢施設以外、自由に配置換えを行える仕様です。

ただし、各施設は中枢施設と道路でつながっていないと稼働せず、周辺整備も重要な要素となっています。

内政発展が進むほど施設が増えていくので、機能性も考えて基地内部の構造を考えてみてはいかがでしょうか。

戦車や兵士の生産が勝敗を握る

兵士と戦車は所持上限があるため、保管施設の強化もしっかり進めておこう。

プレイヤーの基地は戦車や兵士が主戦力となり、生産と訓練を行って自戦力の向上が狙えます。

対応施設で戦車や兵士を生み出せるので、こまめに訓練指示を出して生産を進めるのが大事です。

流れを学ぶガイドや生産指示へのショートカット機能があるため、クエストをこなしながら少しずつ戦力を伸ばしましょう。

派兵は標的の指示を出すだけ。後は部隊が自動で動き敵との戦闘へ挑む。

基地外には敵部隊や他プレイヤーの基地があり、派兵指示を出すと部隊同士の戦闘が発生します。

戦車や戦闘機、歩兵が歩いて攻め入る姿がカッコ良く、難敵に勝利して報酬を獲たときの達成感もたまりません。

派兵は資源を集める手段の1つなので、腕試し目的で戦闘を繰り返すのがいいかもしれません。

都市の制圧は目標の1つ。仲間と協力してベルリンに向かう道を作ろう。

ストラテジーゲームの多くは他プレイヤーとの協力要素があり、本作も同盟を組めば各地の街への進軍が可能になります。

40以上も点在する大都市のいずれかに狙いを定め、仲間と力を合わせた制圧・防衛戦が遊べるのも醍醐味の1つではないでしょうか。

同盟への所属は内政発展にも大きなメリットがあるため、上を目指すなら所属先を探しておくのが良さそうです。

対空射撃やパズルのミニゲーム

同じ色をつなぐマッチ3パズル。連鎖で大量のブロックを消すのが気持ち良い。

本作は基地内部に博物館や対空砲を作ると、施設ごとに用意されたミニゲームをプレイできます。

博物館なら金庫から希少物を集めるマッチ3パズルがあり、決められたブロックを一定数集めると報酬を獲得可能です。

連鎖や爆弾系アイテム付きのパズルは爽快感抜群で、短い待ち時間をつぶしてくれるのも好感が持てました。

狙いを定めて敵機を撃つ。上手く撃破できたときの爽快さがクセになる。

防御系施設では、基地周辺を飛ぶ戦闘機や戦車の迎撃を目的にしたゲームが遊べます。

対空砲の照準を合わせたり戦車にタイミング良く砲撃したりと、シンプル操作の防衛バトルもやりごたえがあります。

ミニゲームはどれも内政発展に役立つ報酬があるため、隙間時間にプレイしてみてください。

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マイナスポイント

画面を遮るアイコンが多め

画面右上にアイコンが増えてしまい、基地内部が見づらくなってしまう。

内政発展が進むと新たな要素が増加し、画面内に表示されるアイコンの数も増えていきます。

ただ、アイコンを最小化する機能がなく、内政発展の操作時に画面操作のジャマになるのが難点です。

アイコンを一時的に消す機能があると、基地内部を見渡しやすく快適に発展が進められる印象を受けます。

詳細な戦闘映像はリプレイのみ

部隊戦闘は記録が残り、リプレイ再生で詳細なバトル映像を確認できる。

本作は基地外で戦闘を行う場合、接敵時に簡易戦闘映像が表示されて終わります。

本格的な対決を見るにはリプレイ再生を行う必要があり、基地外戦闘の迫力が少し薄く感じるのが残念です。

基地外の戦闘表示を簡易か本格かプレイヤーが選べれば、ミリタリー感あふれる戦闘をもっと堪能できるかもしれません。

総評レビュー・総合評価

「ワールド・ウォー・マシーンズ:コンクェスト」は、第2次世界大戦中の戦いを体験できるストラテジーゲームです。

基地内部で実在した兵器を生産・強化したり、派兵戦闘やミニゲームもじっくりやり込める作品でした。

ストラテジーゲームやミリタリー系タイトルが好きな方は、ぜひ遊んでみてください。