I wanna be the Explorerをじっくり遊んで徹底レビュー！

不屈の心で意地悪なギミックに挑み続けるアクションゲーム

「I wanna be the Explorer」は、不条理とも思える高難易度のステージを攻略するアクションゲームアプリです。

かつてその難しさで一世を風靡した「アイワナ」系の派生作品で、100階層を一つ一つクリアしていきます。

とてつもない難易度だからこそ、クリアした時の喜びはひとしおでした。

ゲームを始めるにあたって

このゲームでは左右への移動、射撃、ジャンプと三つの操作があります。

射撃はステージ内にあるセーブポイントの作動やボス戦での攻撃に使用します。

ジャンプは二段まで可能で、押す長さで飛ぶ高さが変化しました。

ここで触れておきたいのが、ロードに関する注意点です。

再開時に左下のLOAD以外を選ぶと、そのデータは最初からの状態に即上書きされてしまいます。

苦労して進めたデータが一瞬で消えてしまうので、絶対に間違えないように気を付けましょう。

繊細な操作が求められる

ステージには大きなトゲやオブジェクトが置かれていて、これらに触れると即リトライです。

トゲは上から落ちたときは勿論、地面に置いてある所に横から触れてもミス扱いになります。

これがステージ内に所狭しと並べられていることからも、本作の難易度が伝わるでしょう。

幸い、道中にはセーブポイントが多めに用意されています。

難しい代わりに中断しやすく、少しずつ進めることが可能なのは良い点だと思いました。

プレイ動画

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ステージそのものがどこから牙を剥くかわからないスリルを味わえる

危険はあちこちに潜んでいる

本作を高難易度たらしめるのは障害物だけではありません。

通れると思った空間から、突然トラップが飛び出してきます。

更には前のステージで降ってきたアイテムがそのまま次のステージにも落ちてくるので気が抜けません。

その手のトラップはステージをただ見ただけではわからないのが厄介です。

実際に痛い目を見つつ、何度もリトライして進んでいきましょう。

知識と経験の積み重ねこそが一番の武器です。

同じ物体でも挙動が異なる

プレイヤーが立っている床にも当然危険が潜んでいます。

上に乗ったら落とし穴と化すのは基本で、乗るとトランポリンのように延々と飛び続けるものもあります。

中には天井が近いのに床が抜ける箇所もあり、どうやれば越えられるかしばらく悩みました。

しかし、それもまたゲームの楽しみの一つなのではないでしょうか。

プレイ動画

事前予約中のタイトル！

攻略の合間に挟まれるボス戦や小ネタは遊び心に満ちている

ボスは姿かたちも様々

激しいステージの合間に色んなものが挟まれます。

例えば、10ステージごとにボス戦があります。

ボス戦では相手の攻撃をかわしながら、射撃を何十発も当てる必要があります。

更に相手が発射する弾はこちらのものより遥かに大きく、かすっただけでも即ミスです。

なので攻撃よりも回避や相手の動きに注目して動くのが撃破のコツです。

休憩の表記も懐かしい

ステージの合間に挟まれるのはボス戦だけではありません。

稀に休憩と書かれたステージが存在します。

ただ通り抜けるだけのステージですが、オブジェクトを並べた文字にはどこか懐かしさが漂っています。

攻略の間にちょっと背景にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

「I wanna be the Explorer」は高難易度ではあるものの、そこには製作者の遊び心が詰まっていると感じました。

何回リトライしても諦めずにクリアを目指せる方は、腕試しと思ってぜひ挑戦して下さい。