Beyond a Steel Skyをじっくり遊んで徹底レビュー！

巨大都市で渦巻く陰謀を解き明かしていくサイバーパンクアドベンチャー

「Beyond a Steel Sky」は、戦争によって破壊された世界で最後に残った巨大都市を舞台に、うごめく陰謀を解き明かしていくアドベンチャーゲームアプリです。

本作最大の特徴であるハッキングシステムを駆使して、街中の様々な機械を操っていくのは爽快です。

連れ去られた少年を探す旅

プレイヤーは主人公である「ロバート・フォスター」となり、襲撃を受けて誘拐された少年の救出に向かいます。

少年を追って辿り着いたのは、巨大な外壁に囲まれ、AIやロボットによって管理された巨大都市「ユニオンシティ」でした。

退廃的な世界のユートピア

物語冒頭では、荒廃した大地や道端に転がる死体、それをついばむ鳥などが登場して退廃的な雰囲気を感じました。

しかしユニオンシティに入るとそれが一変し、接客ロボットやホログラム広告など近未来な世界が広がっています。

ユニオンシティの人々は、AIやロボットといった最先端の技術に支えられながら幸せに暮らしています。

プレイヤーはハッキングツールを駆使して、AI社会の脆弱性をつき、ユニオンシティでうごめく陰謀を解き明かしていきましょう。

プレイ動画

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機械をハッキングして行動パターンを書き換えていくのが面白い

スキャナーでハック

スキャナーを使用してハッキングすると、機械にプログラムされた行動を書き換えられます。

他のロボットの行動パターンと入れ替えたり、映像データを移動させて別の場所で表示させたりと、ハッキングによって現実世界に様々な影響を与えられます。

あまり意味はありませんが、流し台のスイッチを押すとシャワーが流れるなんていうイタズラも可能です。

データのバケツリレー

ハッキングするには対象に近づかなければならず、一定以上の距離が離れてしまうとプログラムの入れ替えができません。

バケツリレーのように機械から機械へデータを運んでいくようにすると、遠く離れた機械にも影響を与えられます。

ハッキングシステムにはそういったパズル的な一面もあり、頭を悩ませながら楽しむことができるのも本作の魅力です。

事前予約中のタイトル！

豊富に用意された選択肢の会話をフルボイスで楽しめる

フルボイスの会話

フルボイスで楽しめるNPCとの会話には力が入っていて、選べる選択肢も豊富に用意されています。

すべての選択肢に意味があるとは限りませんが、問題を解決していくヒントになることもあります。

困っている人を手助け

色々な人と会話をしていると、問題を抱えて困っている人と遭遇することがありました。

無事に問題を解決してあげると役立つアイテムを貰えたりするので、積極的に手助けをすると良いと思います。

「Beyond a Steel Sky」は、退廃的な世界の数少ない巨大都市を舞台に、渦巻く陰謀を解き明かしていくサイバーパンクアドベンチャーゲームでした。

ハッキングシステムはパズル的な要素が強いので、謎解きが好きな方やパズルゲームをよく遊ぶ方にオススメの作品です。