録 -Roku-をじっくり遊んで徹底レビュー！

行方不明の仲間を探すため廃墟を探索するホラー系脱出ゲーム

「録 -Roku-」は、行方不明の仲間を探すため、曰く付きの洋館を探索していくホラー系脱出ゲームアプリです。

主人公と仲間たちは動画配信者なので、スマホの動画機能を回しながら探索を進めていくことになります。

リアルな画像や音と、スマホ越しに見ているという設定がなんとも怖さを倍増させスリル満点ですよ。

3人組の動画配信者

プレイヤーと仲間のじゅんじゅん、とっしーは3人組の廃墟探索系動画配信者です。

ある日、じゅんじゅんは曰く付きの洋館に下見に行ってくると言い残し連絡が取れなくなってしまいました。

心配になったプレイヤーはとっしーと二人でじゅんじゅんを探しにいくというところから探索はスタートします。

真っ暗闇の中、スマホの明かりを頼りに進んでいくのでとても恐怖感がありますよ。

プレイ動画

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スマホのビデオ機能の画面そのままで探索を進めていくのがリアル

録画画面で操作

画面右側、赤い録画ボタンが実は操作バーになっています。

上にスライドで前進、下にスライドで後退します。

視点切り替えボタンでぐるぐると見渡し、録画ボタンをスライドさせて進んでいきましょう。

独特な操作方法なので、慣れるまでけっこう時間が必要でした。

画面越しのリアル

椅子や棚など、全てのものがすごくリアルに描かれています。

探索していくと、主人公が思ったことなどが画面下に文字で表示されイベントが進んでいきます。

よくある脱出ゲームのように、アイテムを手に入れてどこかで使い道を開いていく、という仕掛けはありません。

部屋を探索していくとイベントが進み、それが終わると次の場所を探索していくといった感じで進行していきます。

バッテリーが残り時間

画面右下にスマホの残りバッテリーが表示されていますが、これが0になるとゲームオーバーになってしまいます。

バッテリーはいっぱいの状態から0になるまでが10分間あり、これが実質の探索制限時間となっています。

部屋の中にバッテリーが落ちていることがあるので、残りバッテリーが少なくなった時は上を踏んで回収しましょう。

事前予約中のタイトル！

懐中電灯の明かりの中、音も画像もリアルでスリル満点

ドアを開けて進む

立派なお屋敷だけあり、部屋の数が多いです。

謎解き要素がないため最初からどんどんいろんな場所を探索できるのですが、あまり進みすぎると自分がどこにいるのかわからなくなってしまうので注意です。

まずは画面下に表示される主人公のセリフから進むべきところを読み取り進んでいきましょう。

ゆっくり進む

おそらく「プレイヤーにもまるで廃墟を撮影しながら進んでいるかのような体験をしてほしい」という意図だと思うのですが、進行も視点切り替えもすごくゆっくりにしかできません。

こういったところに侵入してスタスタと進んでいける人はそういないと思うので、すごくリアリティがあって怖いのですが、ゲームの操作性としては行きたい方になかなか照準が合わなかったりと少し動かしづらいなと思ってしまいました。

様々な仕掛け

探索していると当たり前ですが色々なことが起こります。

録画にノイズが走ったり、とっしーから電話が来たりと様々な仕掛けがあって恐怖が募ります。

オートセーブだが…

探索中は、ポイントごとにオートセーブが入ります。

ゲームオーバーになってもコンティニューして同じ地点からスタートできるのですが、私は近くにバッテリーが見当たらなかったため「前にセーブした地点から進め違うところを探索したい」と思いコンティニューしませんでした。

しかしそんなズル技はできず、コンティニューしないとセーブデータが消えてしまうので注意してください。

リアリティ満載のホラーゲーム

私はホラー系は平気な方ではあるのですが、何かが飛びかかってくるというようなびっくり系のホラーではなく精神的にじわじわくる怖さがあります。

果たしてじゅんじゅんは無事なのか先が気になってしまいますね。

脱出ゲームが好きな方はもちろん、夏に涼しくなりたい方にオススメのゲームです。