言珠の樹をじっくり遊んで徹底レビュー！

言珠の樹の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「言珠の樹」は、流れ星をクリックして、さまざまな言葉を集めて文章を作る言葉遊びアプリです。

ゲームオーバーやハイスコアという概念はなく、ゲームというよりも、王様ゲームなどパーティーゲームの補助となるアプリ、または知育アプリに近いソフトです。

ソフトから提案された遊び方を受動的に楽しむ方よりは、むしろ別の遊び方を探して勝手に盛り上がってしまう方にオススメのアプリといえるでしょう。

「言珠の樹」は、非常にシンプルなアプリです。

まず画面上部から流星が降ってきて、地面に落下します。

すると光が弾けて粒となります。

粒をクリックすると、ごくまれに言珠となります。

言珠は全部で4色4種類あり、黄は「時」、緑は「場」、青は「人」、赤は「振る舞い」に対応しています。

集めた言珠は、どんどん樹に宿っていきます。

樹に宿った言珠をクリックすると、画面左上部に珠がストックされていきます。

「時」、「場所」、「人物」、「振る舞い」それぞれに対応した4色の言珠をクリックするとゲージが満タンになり、文章が完成します。

これらの言珠から「いつ」、「どこで」、「誰が」、「誰と」、「何をした」という文章が自動的に作成されます。

文章が完成したら画面が切り替わります。

「いつ？」、「どこで？」、「誰が？」、「誰と？」、「何をした？」という文字が順番に開いていき、文章が完成します。

それぞれの単語は、登録されている言葉からランダムで選ばれます。

たったそれだけのアプリですが、このアプリはユーザーも単語登録ができることがポイントです。

むしろ、この要素を如何に楽しめるか、ユーザー側が新しい遊びを提案できるかにこのアプリの面白さは依存しているといえるでしょう。

さて、このアプリのキモとなる単語登録ですが、これは文章完成画面から登録していきます。

表示された単語の横のアイコンをクリックすると、「あなたの言珠を登録しましょう」と表示されますので、指示に従って言葉を入力しましょう。

試した限りでは文字数に制限はありませんでした。

ただ、登録した言葉は、他のユーザーの辞書にもバッチリ繁栄されますので、常識の範囲で登録していきましょう。

「言珠の樹」は、単語辞書をユーザー間で共有しています。

ですから作成した文章のなかに、もしかしたら不快な言葉が含まれているかもしれません。

逆に、あなたが登録した言葉を不快に感じるユーザーがいるかもしれません。

しかし、だからといって萎縮する必要はありません。

もし不快に感じる言葉が表示されたときは、その単語の右端にあるアイコンをクリックして、今後表示されないようにブロックすることができるからです。

ものすごい低確率ではありますが、作成された文章そのものが不快なケースも考えられます。

そのときは、画面右下のアイコンから報告することができます。

「言珠の樹」が、これだけ不快表現に配慮したアプリであることは、逆に言うと、萎縮することなく単語を登録できるソフトともいえます。

もちろん最低限のマナーは守る必要がありますが、「不快に感じる人がいるのでは？」と、迷った場合はどんどん登録していきましょう。

たとえ不快に感じた場合でも、お互いにブロックするだけで二度と表示されることはありません。

「言珠の樹」は、ユーザーが登録する単語によって、ますます発展し、どんどん変質していくアプリです。

文章画面から気軽に言葉を登録できますので、他のユーザーが登録した言葉から別の言葉を連想して登録していくとよいでしょう。

まるで大喜利を楽しむように登録内容を競い合っても良いですし、たとえば「何をした？」の部分に、「つくづく魔性な件について」や「僕の専属メイドになるようです。

」といった、まったくリクエストと違う単語を登録し、文章作成結果を「黄昏時、会議室で魔法使いとトランプ氏が、学園ラブコメを全力で邪魔している」のようなラノベタイトル風にして、他のユーザーを驚かせることもできるでしょう。