手作りRPGをじっくり遊んで徹底レビュー！

手作りRPGの遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「手作りRPG」は、ひたすらレベルを上げて次の敵を倒していく、シンプルなカジュアルRPGです。

タイトルに「手作り」とありますが、主人公の名前はもちろん、技や敵の名前まで最初に自分で設定することができます。

「手作りRPG」では、この特徴的な名前設定をまず最初にやります。

どんな技なのか、どんな敵なのかもわかりません。

でもフィーリングで決めてしまいましょう。

私も随分と適当に名前をつけてみました。

ムライスと名付けてみた最初の敵は、兵士のような見た目でした。

メキラと名付けた二番目の敵は、モアイのような見た目でした。

ケルストンと名付けた三番目の敵は、鬼のような見た目でした。

自分でつけた名前と敵の見た目のギャップにちょっと笑ってしまいました。

「手作りRPG」にはダンジョン探索はありませんし、ガチャ要素もありませんし、放置育成要素もありません。

かなりシンプルなのですが、やってみると結構奥深く、一筋縄ではいかない難しさがあります。

一体目の敵を倒したら次の敵に、その敵も倒したら次の敵に行ける、というシステムです。

敵は序盤からなかなか強く、地道に同じ敵を何度も倒してレベルアップしてからでないと倒せません。

そして「手作りRPG」はレベルアップ時に、技の開発ができます。

技には攻撃三種類と、回復一種類の合計四つがあります。

この四つの技のどれをパワーアップさせるか、レベルアップ時に決めなければいけません。

どうやって技を育成していくかが結構悩ましいところです。

全てを均等に強化させていくべきなのか、どれか一つに特化して育てるべきなのか、悩みは尽きません。

どの攻撃技にも確率で生じるプラス効果があります。

一つ目の技は追加攻撃のプラス効果があります。

二つ目の技は速さアップのプラス効果があります。

三つ目の技はHP回復のプラス効果があります。

一つ目の技を育てれば攻撃力アップを目指すか、二つ目を育てて先行攻撃で倒すか、三つ目を育ててHPに余裕を持って倒すか、難しいですね。

それに敵には属性の概念があるようで、あまり一つの技ばかり育てても不利な相性の敵に出会うと苦労します。

また、回復技は一つのバトル中に何度も使うことはできますが、二度目は回復HPが半分、三度目は回復HPがさらに半分、と行った具合に効果が半減していきます。

「手作りRPG」は見た目はシンプルですが、主人公の育て方を工夫しないと簡単にはクリアできない、歯ごたえのあるゲームです。