シドニーとあやつり王をじっくり遊んで徹底レビュー！

シドニーとあやつり王の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「シドニーとあやつり王の墓」は、ＶＲ（バーチャルリアリティ）向けに調整された特殊な操作系を持つロールプレイングゲームです。

ゲーム開始時にＶＲの設定を選ぶことができます。

1眼と2眼を選ぶことができ、通販サイトなどで売っているスマートフォンをセットして使うタイプのＶＲ眼鏡を購入するか、手作りで段ボールなどでＶＲを作るとより世界観にのめりこんでプレイできます。

また、ＶＲ眼鏡がなくても一応プレイできます。

その場合は1眼のほうがやりやすいでしょう。

ステージを選ぶといよいよゲームが始まり、カウントが始まります。

この時にモニタであるスマートフォンの位置が決定され、以降はこの初期位置からどの程度動いたかでカメラが動くようになります。

「シドニーとあやつり王の墓」の主人公のシドニーは、遺跡の探索中に行方不明になっており、シドニーは兄の探索していた遺跡を調べながら兄の手がかりを探しています。

そんなシドニーがやってきた遺跡は、多くの探検家が挑みながらも恐ろしい化け物に襲われて探索が成功していない遺跡で、はるか昔に不思議な杖で人形の兵士を操り統治したといわれる王の遺跡です。

「シドニーとあやつり王の墓」のゲーム画面では、イベントシーンなどのシーンでは、主人公であるシドニーを遠くから眺める3人称視点、戦闘や、ヒント、仕掛け探しなどのゲームシーンでは1人称視点に自動で切り替わるようになっています。

イベントシーンでは会話やモーションなどが自動で再生されて進んでいき、プレイヤーは好きな方向を眺めることができます。

戦闘、ヒント、仕掛け探しなどのゲームシーンでは、画面中央にターゲットカーソルが現れ、ヒントのある場所や敵などにターゲットカーソルを合わせ、カーソルの円の周囲の赤ゲージが溜まるまでカーソルで捉え続けることで、敵を倒したりヒントを発見したりすることが出来ます。

「シドニーとあやつり王の墓」はステージ制で、ステージごとに一定数の敵を倒したり、先へ進むための仕掛けを見つけたりしながら進んでいきます。

全体のステージ数はあまり多くないですが、VRならではの操作感が非常に独特で三半規管が疲れやすいため、これぐらいがちょうどいいのかもしれません。

前述の通りVRなしでもプレイできますが、独特な操作感となるため少し大変かもしれません。

特に戦闘シーンでは、背後に回られたり複数の敵が登場したりするので相当ダイナミックに体を動かす必要があり、座りながら落ち着いてプレイするわけにはいかない様でした。

後半になると敵が飛行タイプになるなどよく動くようになるため、周りに何もない動きやすい環境でのプレイを推奨したい所です。

以上、「シドニーとあやつり王の墓」、いかがだったでしょうか。

VR視点向けに作られた目新しいゲームでしたが、それゆえに独特な操作系となっており、特に通常のゲームの様に手に持ってプレイしようとすると中々大変でした。

実際ステージ数も少ないため実験作的な印象もあります。

一方で、可愛らしいイラストを元に作られたキャラクターモデルなどはかなり良く出来ており、自由に見渡せるイベントシーンなどはVR向けとして良い方法のように思えます。