アルゴナビス-キミが見たステージへ-のレビューと評価

レビュー内容（4.05点）

• アルゴナビス-キミが見たステージへ-とは
• プレイ動画
• 関連ジャンル
• プラスポイント
• 27人のイケメンを描いたカード
• 短い日数でバンドマンを育てる
• 育成中に数々のシナリオが発生
• 育てたバンドマンとフェスに出場
• マイナスポイント
• 育成シナリオのボイスが少なめ
• 作業感の強さが人を選びそう
• 総評レビュー・総合評価

アルゴナビス-キミが見たステージへ-とは

「アルゴナビス-キミが見たステージへ-」はバンドマンのAPとなり、スケジュール管理で成長を支える育成シミュレーションゲームです。

限られたターン内で練習やライブの予定を組み、能力値を上げて優秀やバンドマンを作り出しましょう。

グループや楽曲の物語に触れられるストーリーと、メンバー育成や腕試し要素までじっくりやり込める作品です。

プレイヤーはAP(アシスタントプロデューサー)となり、バンドマンを支える。

「アリゴナビス」はゲームだけでなく、アニメや舞台まで幅広く展開されているコンテンツです。

6つのバンドから合計27人のメンバーが登場し、彼らを育成して自分だけのチームで対戦へ挑めます。

メインストーリーはフルボイスで展開され、ライブパートで奏でられる数々の楽曲にも惹き込まれました。

各ステータスを伸ばす5つの練習。能力値が高いほどライブ成功率が上昇。

育成パートでは、練習やライブの予定を決めてメンバーの能力育成に励みます。

ライブ成功のためには各ステータスの育成が欠かせず、練習や休息と各行動の選択が最終結果に大きく影響します。

ステータス向上に役立つサポートアイテムがあり、高評価を得られたときの達成感もたまりません。

対戦はスコアの競い合い。同戦力の相手がマッチするため、接戦が起きやすい。

バンドマン育成後にフェスへ出場すると、他プレイヤーとの対戦や腕試しバトルに挑戦可能です。

評価が近い相手との接戦で勝つのは気持ち良く、楽曲に合わせたメンバー育成もやりがいがあります。

育成で優秀なメンバーを作り出し、フェスランキングの上位を目指してみてはいかがでしょうか。

プレイ動画

関連ジャンル

シミュレーション

育成

アイドル

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プラスポイント

27人のイケメンを描いたカード

最高レアはキレイなイラスト付き。演奏風景を映す一枚絵に見入ってしまった。

本作はバンドマンたちのカードを収集し、編成を作って育成パートへ挑戦します。

高レアのライブや日常の一幕が描かれたイラストが美しく、多彩な表情を見せてくれるメンバーから目が離せません。

拡大表示機能もあるので、推しのカードイラストをじっくり鑑賞してみるのも良さそうです。

ステータスが高いほど評価を得やすいため、強化してから育成パートに入りたい。

また、カードにはレベルアップと限界突破の強化要素が付いています。

レベル上昇で育成時の初期ステータスが上昇するため、高評価を得るには強化が欠かせません。

被りカードは自動で素材消費する機能があり、育成の手間が省かれているのもうれしいポイントでした。

短い日数でバンドマンを育てる

選択カードに応じて練習の成長効率が変化。何かに特化させるのも良さそう。

プレイヤーはメイン1人と補助4人、サポート1人で編成を作って育成パートに入ります。

メインに選んだキャラが育成対象となり、他メンバーは練習効率の向上とスキル習得の補助を行う仕組みです。

レア度関係なくカードさえ所持していると育成ができるので、多くのキャラに触れやすい点は好感が持てます。

スコープは選択肢のデメリットを避けられるため、序盤はかなり役立った。

育成パートは突入前に、最大2つまで便利アイテムの持ち込み選択が行えます。

シナリオ選択の上昇項目を目視できる便利アイテムがあり、体力回復に初期能力値アップとどれも育成に役立つものばかりです。

アイテムは入手機会が多めなので、評価底上げを目的に毎回所持しておくのがいいかもしれません。

同じ相手と練習を重ねるとキズナ効果が付き、能力上昇値が大幅に伸びる。

育成が始まると、各ターンで行う練習やライブなどの行動をプレイヤーが自由に決められます。

育成シナリオの行動可能数は合計12ターンしかなく、一定ターンごとにライブへ出場してファンを集めなければなりません。

練習や体力回復の選択が評価に大きく影響するため、一つ一つの行動を慎重に決めなければならないのが面白い点でした。

ちびキャラたちがステージで歌う。ライブごとの楽曲を聴けるのがうれしい。

育成中は周期イベント以外でもライブに出場でき、成功させるとステータスとファン数が上昇します。

高難易度やゲリラ発生のステージなどもあるため、ライブ主体で能力を育てるのもいいかもしれません。

ライブは選択曲が再生される演出付きなので、ぜひ楽曲や音声も聴きながら遊んでみてください。

育成中に数々のシナリオが発生

一部会話は選択肢が発生。セリフに応じて能力上昇やスキル獲得の恩恵がある。

本作は育成でターン行動を終えた後、カードやキャラの各種シナリオが再生されます。

バンドマンの練習や日常風景に触れられるだけでなく、APへの相談など数々の会話イベントが没入感を高めてくれます。

一部イベントは選択に応じてステータスが伸びるため、育成の評価アップに一役買ってくれる点も見逃せません。

キャラごとの個別物語付きで、物語だけでもかなりの満足感が得られた。

育成シナリオだけでなく、バンドマンたちの活動を描くストーリー要素まで用意されています。

メインストーリーは主要キャラ全員のセリフにボイスがあり、カードシナリオの再読も可能です。

楽曲の制作秘話を語るシナリオまであり、ストーリー部分にかなり力が入っている印象を受けました。

育てたバンドマンとフェスに出場

事前に相手の総合力が分かるため、戦力を整えてNPCのバンドに挑戦しよう。

育成を終えたキャラは評価が登録された後、フェスの出場メンバー候補に入ります。

フェスは5人でバンドを組み戦う対戦コンテンツで、プレイヤー戦とNPC戦で実力試しの勝負が遊べます。

PvEのタワーバトルは素材や希少アイテムがもらえるため、育成の合間に攻略を進めておきましょう。

育成で得たスキルは自動発動し、ライブ中のスコアアップに役立ってくれる。

PvPの対戦では、同じ楽曲のライブに出場して評価点を競い合います。

出場ライブごとに優先能力が決められているので、楽曲に合うステータスを持つキャラで挑むのが大事です。

プレイヤーの評価点はランキング化されているため、何度もライブに出て自身のアイドルの強さを見せつけてみてはいかがでしょうか。

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マイナスポイント

育成シナリオのボイスが少なめ

一度見た育成シナリオはスキップ可能。一回の育成時間が短い点はうれしい。

本作は育成中に数々のシナリオが入り、バンドマンたちの会話と育成を同時に楽しめます。

ただし、育成シナリオの会話は簡易音声のみで、ボイスパターンもそれほど多くありません。

メインストーリーはフルボイスなだけに、育成中の簡易ボイスは味気なさを感じてしまいます。

作業感の強さが人を選びそう

育成はオート機能があるものの、高評価を狙うなら手動操作の方が良いかも。

本作は何度も育成に励み、高評価のバンドマンを作り出すのも目的の1つです。

育成は似た行動の繰り返しが続くため、どうしても作業感が強く飽きを感じてしまうかもしれません。

育成シミュレーションでは仕方ない部分なものの、変化が少ない点は人を選んでしまいそうです。

総評レビュー・総合評価

「アルゴナビス-キミが見たステージへ-」は、イケメンバンドマンの成長を支える育成にやりがいを感じる作品です。

短いターン内で高評価を得る達成感が味わい深く、バンドマンたちの物語にも熱中してしまいます。

アルゴナビスの作品と育成ゲームが好きな方は、ぜひ遊んでみてください。