American Dad! Apocalypse Soonをじっくり遊んで徹底レビュー！

宇宙人を育てて地球を守るディフェンス＆ビルディングRPGここに登場

「American Dad! Apocalypse Soon」は、アメリカの風刺テレビアニメシリーズのアプリゲーム版です。

主人公、CIAエージェントのスタン・スミスは、地球人を洗脳・侵略しようとしている地球外生命体から、家族を人質に取られてしまいます。地下施設を建造、アップグレードすることで仲間を増やし地球と家族を救出するために奮闘してください！

タワーディフェンスゲームのようなバトルとビルディングゲームの2要素が導入されており、非常にやりこみ要素が多く、長く楽しめる内容となっています。また会話中に挟まれるアメリカンジョーク満載なストーリーも面白く笑いを誘います。日本語訳もされていますので、安心してプレイできます。

RPGとビルディングの2大要素

地下室に作られた秘密基地でキャラ育成・食料・お金、すべての物資を自給自足しゲームの進行に役立てます。キャラゲー主題となってはいるもののゲーム自体の完成度も高く、また親切なゲーム設計になっています。これはちょっと予想外でした。

なんでも自分の手で作れちゃう

ビルディングゲームと聞くと、主要施設を建造して終わりでしょ。なんて思うかもしれません。ですがこのゲーム。なんとキャラ同士の子作り（クローン）もできちゃうんです。

組み合わせによって生まれてくる子供の特性は多種多様に存在し、どう育てるかはプレイヤーの手にかかっています。それにしても子作りときくともう少しセクシーなイメージがあるのですが。まぁなんと色気のないことか。

戦闘中のスキルまで自作できる

スキル。キャラクターの成長と共に固有に自然発生するもの。なイメージを勝手にもっていたのですが、これもまた製造。何処までも作れる。なにこれ夢の広がり方が半端ない。しかし1バトルに使えるスキルは各１個しか使えません。使いどころが肝心です。

キャラゲーだと思わせない完成度

バトルはほぼオート機能で、仲間の動向を見守る形になってしまいますが、仲間や武器、施設の拡張を経て強くなっていくさまはまさにRPGそのものです。またお気に入りのキャラクターも出てくるので、育成ゲーム・建築ゲームの面白さをうまく取り込んでいるような気がします。

プレイ動画

関連ジャンル

ゲームの進め方次第で楽しみ方も変わってくる(ゲームの進め方)

メイン画面左下。「マップ」からバトルに映ることができます。マップからクリアしたい面をタップ。バトル開始です！

バトルにクリアすると成功報酬として宝箱とお金がもらえます。宝箱の見た目が豪華になればなるほどもらえる金額も武器のレベルもアップしていきます。

武器を装備させよう

地下室にいるキャラクターをタップすると武器が装備できるようになります。ステータスの高いキャラクターに装備させると余裕をもってクリアできますよ！なんだか着せ替えしているみたいで楽しいですね。宇宙人だけど。

ミッション報酬でやる気アップ

実はこのゲーム序盤はなかなか資金がたまらないんです。でも安心してください！そんな時のミッション報酬！メイン画面左側のスマホアイコンをタップすることでミッションの確認と報酬の受け取りができます。

施設を拡張

メイン画面左下。マーケットをタップすると地下施設を拡張することができます。アップグレードは拡張したい施設のフロアをタップするだけ。どこまでも拡張されていくので達成感と充実感が半端なものじゃないんです。地球の裏側まで拡張できるのかな。

クリアした盤面にも敵が現れる

一度クリアした盤面には、一定時間が経過すると地球外生命体からの侵略も。クリア報酬はお金が多いですが、稀に武器も混じっています。ガンガン倒そう。その他に他のプレイヤーと戦えたりします。1面クリアしたらはい終了！な感じが無くてやりこみ要素抜群ですね。

事前予約中のタイトル！

どこか憎めないニヒルな会話とアメリカンジョークが面白い

ゲームのプレイもさることながら、はしばしに流れるキャラクター会話がやっぱり面白い。きれっきれのブラックジョークが飛び交うさまは、実際に本家アニメを見ているようです。ツボな方にはたまらないですね。

冒頭のシーンではスミスの部屋にクローンの赤ちゃんが出てくるシーンがありますが、これがまたなんともキモかわいい。日本にはないギャグセンスが光ります。シュールな光景が広がっています。

課金アイテムは金の〇〇〇

宇宙人侵略。CIAエージェント。ここまで聞けばシリアスムード満点な予感がしますが、課金アイテムを見てびっくり。金のう〇こ。このほかにもトロフィーを集めることでもらえたり、キャラクターからもらえることもしばしば。それにしてもなぜう〇こだったのでしょうか。謎は深まるばかりです。

サイドストーリーも充実

イベントフィードではSNS風のやり取りを覗くことができ、登場人物の関係性も知ることができます。自動的に更新されていきますよ！敵役のキャラクターがしれっとフレンドに入ってるがこれも策略の一部なのか。なるほど。

ゲームプレイの他にも工夫が

放置時間が長いと、「家に戻れ！」と注意勧告が出ます。

こういうプレイ以外に表示される細かい配慮も、ゲーム世界に入り込めるいい要素かもしれません。私はこういう表現が好きです。