干支かれをじっくり遊んで徹底レビュー！

タイムスリップした干支達と交流しながら鬼退治をするアドベンチャーRPG

「干支かれ」は、擬人化した干支たちと交流を楽しみながら、現代世界の鬼退治をしていくアドベンチャーRPGです。

寂れた神社の一人娘であるプレイヤーが、1000年前からタイムスリップしてきた「擬人化した干支」たちと出会うところから物語は始まります。

シナリオはバトルをはさみながら進行しますが、難しい操作のないルーレットの戦闘ですので、テクニカルな操作がいらないところが魅力です。

また、強化の仕方が特徴的で、会話や交流を楽しみながら干支かれたちを強くできるのが最高に面白いです。

課金要素が一切ないという斬新さ

まず驚いたのが、このゲームには一切課金要素がないことです。

最初はガチャがないだけで回復アイテムは有料なんでしょうと思っていました。

しかしそれも一切なく、かといってゲーム自体のクオリティは高く、お節介ながら運営さんが心配になってしまいます。

プレイ動画

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単純なようで奥が深い、ルーレットとすごろくを組み合わせたバトルパート

拠点の神社から「旅立つ」を選択すると、ストーリーが進行していきます。

バトルパートでは、すごろくのようにマス目を進んでいきます。

先が見える安心さ

プレイヤーは任意で、進めるマスの数を選択します。

先のマス目に何が待ち受けているのか見えるので、デメリットには止まらないように進むことが可能なのが嬉しいです。

鬼の待っているマス目は、必ず止まらなければならず、バトルが発生します。

ルーレットで進行するバトル

鬼たちとのバトルは全てルーレットで進行していきます。

難しい操作はなく、片手でぽんぽんと進めるのがテンポ良く楽しめます。

ルーレットは3回回せますが、同じ目のところに止まってしまった場合は詠唱失敗となるのでなるべく目押しできるように頑張りましょう。

攻撃種類や敵には属性があり、攻撃が有利に通るように攻撃対象を選択するようにしましょう。

詠止で霊力を節約することも大事

干支たちの攻撃は全て「霊力」というパワーを消費します。

霊力がなくなってしまうと、バトルを中断し神社に帰還しなくてはいけなくなってしまうためなるべく節約しながら進みます。

あと1手、2手だけで十分という場合は、「詠止」を選択し、無駄な霊力の消費を抑えましょう。

ストーリーパートで仲間が増える

バトルパートが終わるとストーリーが進行していきます。

ストーリーの中で新しく仲間が増えることもあり、個性豊かな干支かれたちのやりとりが面白いです。

事前予約中のタイトル！

干支語りや奉納など楽しみながら干支たちを強化できるシステムが最大の魅力

私がこのゲームで一番特徴的だなと思ったのは「干支語り」というシステムです。

ギリギリのやりとりが面白い

旅の途中で拾ったり、鬼が落としたアイテムを加工して、干支かれたちの食事を作ることができます。

食事をしながら、干支かれとプレイヤーたちが会話するのですが、その会話の中で「言霊」を取得します。

実はこの言霊がそのまま、バトルのルーレットにセットできるスキルになっています。

この干支語りですが、会話の内容が思わず大丈夫なのか心配になってしまうものばかりで、見ていて面白いです。

会話を楽しみながら、スキルを習得し干支かれたちを育成できるのが面白いです。

奉納でレベルアップ

習得した料理は、「奉納」から干支かれたちにプレゼントできます。

経験値取得と霊力の回復ができ、干支かれたちのレベルアップができます。

個性的な干支かれたちが多数出てきて、ゆるいシナリオも面白く、テンポよく進めていけます。

バトルもルーレットと3すくみという簡単なシステムですぐに覚えられ、難しくないのが嬉しいです。

何より、彼たちとの交流がそのまま強化に繋がるのが嬉しいシステムです。

魅力的なイケメンが出てくるゲームが好きな方はもちろん、RPGは好きだけど難しいバトルが苦手な方にもオススメのゲームです。