夢みるクローバータウンをじっくり遊んで徹底レビュー！

寂れた小さな村を仲間と復興するまちづくりシミュレーションゲーム

「夢みるクローバータウン」は寂れた村を仲間たちの力を借りて復興するシミュレーションゲームアプリです。

何もなかった村がだんだん盛り上がっていく様子からは、満足感が得られました。

個性豊かで魅力的な住民たちが織り成す物語も、魅力のひとつです。

約束を果たすために帰郷

本作の舞台となる「クローバータウン」は、寂れてしまった小さな村です。

かつては農業・酪農のまちとして栄えていたものの、今は見る影もありません。

主人公は、故郷であるクローバータウンに帰ってきた若者です。

かつて友人と結んだ約束を果たすため、駅に降り立つところから物語が始まります。

村おこしのため奔走する17歳の子どもたちを中心に、物語は描かれます。

ほのぼのとした内容かと思いきや、何やら不穏な様子が伺える場面もありました。

主人公たちの奮闘や明かされていく村の過去など展開が非常に気になります。

仲間と一緒に村おこし

村を盛り上げるため、まずは畑や牧場を整備しましょう。

畑で作ったキャベツや麦を使い、家畜に牛乳や卵を恵んでもらいます。

序盤は特に短い時間で生産が終わるので、小まめに収穫を行いましょう。

キャラクターを施設に配置し、作りたいものを決めたら生産を始めます。

キャラごとに得意分野やスキルがあるので、その特性はぜひ活用してください。

プレイ動画

関連ジャンル

住民の力を借りて作物生産。何もなかった村をコツコツ発展させるのが楽しい

クエストを指標のひとつに

生産した作物は、他の施設で加工品へと姿を変えることも可能です。

施設レベルを上昇させると、作れるものがどんどん増えます。

また、プレイヤーレベルが上昇すると施設の種類自体も増加します。

自由度の高さ故どう遊べばよいのか迷ったときは、クエストを頼りに進めましょう。

クエストを進めると経験値が得られ、物語も進行します。

デコレーション要素も楽しめる

生産施設を増やし発展させるだけでなく、村をデコレーションして楽しむことも可能です。

周辺の空き地を開拓して、スペースを増やしましょう。

豊富なアイテムが用意されており、こだわると時間を忘れて遊んでしまいそうです。

デコレーションにおいて便利な機能のひとつが「フラットモード」です。

建物が置かれている「場所」のみが表示されるので、陰になる部分もしっかり確認できます。

細かい作業になるので、マス目や建物のズレがわかりやすくて非常に助かりました。

デコレーションアイテムの数や種類に応じて「デコ度」が変化します。

村の新聞社では、全国のプレイヤーのデコ度と生産力ランキングが確認可能です。

トップを目指して試行錯誤してみるのも、楽しみ方のひとつではないでしょうか。

現時点で、本作には他のプレイヤーの村へのおでかけ機能がありません。

フレンドやランカーの村を見て、勉強ができないのは少し残念でした。

住民の依頼に応えよう

経験値とコインは、住民の依頼でも獲得可能です。

住民の頭上にメガホンマークが出ていたらタップしてみてください。

住民からの依頼がリストに記載され、なかには制限時間つきの特別依頼も稀に登場します。

あらゆる場面でコインは必要になり、経験値も物語の進行と施設整備に不可欠です。

依頼は作物があれば応えられるので、ストックを作っておくとよいかもしれません。

村での生活はのんびりに見えるものの、プレイヤーは大忙しです。

事前予約中のタイトル！

個性的なキャラが多数登場。アドベンチャーパートの豊富さが魅力

物語はボリューム満点

本作はメインストーリーのほか「住民ストーリー」「絆ストーリー」が楽しめます。

キャラクターを深掘りする物語と、キャラ同士の関係性にフォーカスした物語です。

さまざまな角度から描かれるキャラの姿に、どんどん愛着が湧きました。

プレゼントで好感度アップ

住民ストーリーの中には、キャラとの好感度に応じて解放されるものもあります。

キャラの好物をプレゼントして、好感度レベルをアップしましょう。

キャラには食べ物の好き嫌いがあるので、プロフィールからのチェックをおすすめします。

プレゼントとなる食事は、村の生産施設で作ります。

村の発展度合いによって作れるものは限られてしまうものの、やり込み要素として魅力充分です。

「夢みるクローバータウン」は個性的な仲間たちと共に村おこしするシミュレーションゲームです。

キャラの深掘りや、展開の読めないストーリーも非常に魅力的でした。

生産やデコレーションだけでなく物語も楽しみたい方はぜひプレイしてみてください。