とあるシェフの気まぐれ料理をじっくり遊んで徹底レビュー！

とあるシェフの気まぐれ料理の遊び方や序盤攻略、特徴と魅力をレビュー

「とあるシェフの気まぐれ料理」は、モンスターを食材として使用するファンタジー系のレストラン経営シミュレーションです。

短時間でもプレイ可能で、手軽に楽しめるゲームとなっています。

ファンタジーの世界を舞台にした「とあるシェフの気まぐれ料理」では、人魚やゴブリンなどのモンスターを調理し、最高称号である「伝説のシェフ」を目指してレストランを経営していくことになります。

食材となるモンスターはダンジョンで仕入れ、レシピを元にさまざまな料理を作り上げていきます。

完成した料理は店のメニューとして提供できるようになっており、提供するメニューは日替わりで設定できるシステムです。

モンスターは複数の仕入れルートが用意されています。

「とあるシェフの気まぐれ料理」での仕入れは、傭兵たちが討伐した「今日の討伐エリア」での探索が基本となりますが、自由にエリアを選択できる通常ダンジョンでの探索も可能となっています。

日替わりとなる今日の討伐エリアでは、傭兵たちに討伐され「食材」となったモンスターが多く登場します。

表示されている採集成功率によって採集結果が異なり、この成功率はプレイヤー(シェフ)の能力値によって変動します。

また「とあるシェフの気まぐれ料理」の通常ダンジョンでは、討伐されていないモンスターが登場します。

そのため、生きているモンスターを罠にかけて討伐し、食材を確保することになります。

罠の設置にはアイテムを使用します。

アイテムは鍛冶屋などのショップで購入可能で、消耗品となっている点が特徴です。

モンスター討伐後にも食材の採集作業があり、こちらも採集成功率によって結果が変動するため、成功率を上げてから採集するのがオススメです。

特定の食材を効率よく採集したい場合は、冒険家たちに依頼して食材を集めることも可能になっています。

食材の依頼には資金が必要となりますが、売上金の回収率が高いメニューを提供するなど、上手く活用するとスムーズにゲームを進めることができます。

料理のレシピは、調味料などを販売している「チャックの店」から購入することができます。

その他にも、特定の食料を集めて新しいレシピを開発したり、ダンジョン探索でも獲得できるようになっています。

また「とあるシェフの気まぐれ料理」では、レストランで提供できるのは「練習」として事前に作成したメニューのみとなっています。

お客様に提供する際の料理品質(ランク)は練習時の結果が反映され、ランクが高いほど売上金も上がるようになっています。

料理の品質を上げたい場合は、「味見」や「隠し味」をベースに品質をアップするスキルを活用していくことになります。

品質アップスキルはレベルアップで習得できるほか、アビリティポイント(AP)を消費して習得することも可能になっています。

アビリティはダンジョン探索に活用できるものから経営に役立つものまで、幅広い種類が用意されています。

ゲーム序盤では習得できるアビリティに限りがあるため、プレイスタイルに応じて必要なアビリティを習得するのがオススメです。

細部まで作り込まれた世界観が特徴の「とあるシェフの気まぐれ料理」ですが、シンプルなシステムながらやり込み要素が豊富に用意されており、長期的に楽しめるゲームだと感じました。

ベースは経営シミュレーションとなっていますが、料理の品質向上やダンジョン探索などRPGの感覚でプレイできる部分も多いため、経営シミュレーションに馴染みがない方にも親しみやすくなっていると思います。

空いた時間で少しずつプレイすることも可能なので、マイペースにゲームを楽しみたい方にもオススメです。