エイジ・オブ・エンパイア モバイルのレビューと評価
女王が民を率いて領地発展。遠征バトルにも熱中できる戦略SLG
うぬらこん
平均評価点3.82
8つの文明から方向性を選び、領地発展に励む戦略SLGです。リアル調3Dの英雄が美しく、指1本で遊べるカジュアルアクションも遊びごたえ抜群でした。評価は3.90点！
最近リリースされた注目タイトル！
エイジ・オブ・エンパイア モバイルとは
「エイジ・オブ・エンパイア モバイル」は奪還した聖剣の輝きを取り戻し、領地発展を進めていく戦略シミュレーションゲームです。
さまざまな国の様相を模した領地で自戦力向上に励み、英雄同士の戦いや派兵戦闘で勝利を掴みましょう。
建物強化や領民育成で戦力を高める領地発展だけでなく、遠征に漁業とサブコンテンツも楽しい作品です。
20年以上続く名作の派生タイトル。国ごとの文明を決めて領地発展に励む。
本作は歴史や神話を題材にした世界で、文明発展を進めていく「エイジ・オブ・エンパイア」シリーズの派生作品です。
蛮族の襲撃で城や兵を失った女王が伝説の聖剣を取り戻した後、村跡に築いた新たな領地から反抗の狼煙を上げます。
プレイヤーの配下として世界中の英雄たちが集まり、ハイクオリティ3Dで描かれる仲間の姿にも見入ってしまいました。
領地内の学校を使うと、技術研究を行って兵種解放や強化効果が得られる。
領地発展は資源消費で建物の建築と強化を進める、ストラテジーゲームで馴染み深いシステムです。
町の中心や学校、訓練場に生産設備と多くの建物があり、戦力向上には領地内の施設強化が欠かせません。
ガイドを兼ねたチャプター任務の難易度が低く、8つの文明から領地の方向性を決められるのも面白い点です。
同盟に入れば城攻めが可能。4つの門を崩して王城制圧を狙っていく。
各地の領主たちと共に歩むギルド要素があり、共闘して大陸中央の王城を制圧するのも目的の1つです。
部隊を派兵すれば蛮族部隊やほか領主の城攻めもでき、ソロで遊べるバトルコンテンツまで用意されています。
カジュアルアクション系の本筋と異なる遊びもあるので、発展の合間にサブコンテンツも触れてみてください。
プレイ動画
関連ジャンル
プラスポイント
8つの文明を模した領地の発展
チャプター任務は簡単なものが多く、報酬で建物強化に使う資源がもらえる。
本作は王女が伝説の聖剣を奪還し、蹂躙された村跡に領地を築いて新たな帝国作りに励む場面から始まります。
王女が新たな地へ辿り着くプロローグにキレイなムービー演出まであり、1からの村再建もやりごたえ十分です。
施設育成と敵討伐が条件に入ったチャプター任務があるため、基本の流れを学びながら領地作りを楽しめるのではないでしょうか。
文明は後で再選択可能。筆者は外観の好みから日本文明を選んで始めてみた。
施設「町の中心」をレベル5まで強化すると、聖剣が輝きを取り戻して文明選択の機会が訪れます。
文明の種類は8つと多めで、選択に応じて領地外観と常時反映の強化効果が変わる仕組みです。
領地外戦闘特化や採集重視など、さまざまな効果から欲しい強化内容で文明を選ぶのもいいかもしれません。
中枢施設は強化時間が長めだが、ほか施設は同じLvでも必要時間が半分ほど。
施設発展には資源と時間が必要なものの、序盤の消費量が少なく短時間で強化を終えるものも多めです。
こまめな強化を行えば1日ほどで中枢施設がLv10まで達し、指示を出した後はオフライン状態で待っていても問題ありません。
序盤は任務対象の建物を優先強化しながら、バランス良く訓練や生産施設を育てていきましょう。
3Dで描かれた世界の英雄が戦う
英雄が持つスキルは強化を行うと倍率が上昇し、ダメージの期待値が上がる。
プレイヤーは世界の歴史で名を残す英雄を配下に加え、自身の戦力を高めていきます。
日本からも天下人や剣豪として名を馳せた人物が登場し、各英雄の美しいリアル調3D姿にも目を奪われました。
レベルや天賦ツリーなどの育成要素もあるので、推し英雄を最高戦力に鍛え上げてみてはいかがでしょうか。
領地外の戦闘は部隊派兵を行うだけ。敵戦力を偵察してから挑もう。
似たストラテジーゲームと同じく領地外に英雄や兵を派兵すると、戦闘や採集を行って資源集めが行えます。
領地外戦闘は兵力の高さが勝敗のカギを握り、NPC部隊との戦闘以外にほか領主の城へ攻め入ることも可能です。
部隊兵力は領地内での研究などで伸ばせるので、戦力を整えた後に周りの城を攻めてみるのもいいかもしれません。
英雄スキルを覚えて耐える遠征
基本操作は移動行動のみ。遠距離攻撃主体なら相手への照準合わせも必要になる。
1人の英雄を選んで遠征へ出発すると、所謂ヴァンサバ系のカジュアルアクションゲームに挑戦できます。
棒立ちでクリアできるほど低い難易度ではなく、移動操作で回避しつつ遠近の攻撃スキルでしっかり迎撃を行わなければなりません。
斬撃や射撃メインとさまざまなスキルビルドが組めるのが面白く、このコンテンツだけでも十分遊べるほどの完成度の高さに驚かされました。
プレイヤーを移動を阻むギミックも。敵との距離を保って攻撃したい。
遠征ステージは無制限の耐久が目的ではなく、一定時間の生存とボス撃破を達成すればクリアです。
15以上のステージに長時間耐久の高難易度モードもあり、遠征のみ適応される育成や図鑑収集とやり込み要素まで備わっています。
5～15分ほどで1つのステージを終えられるので、建築強化の待ち時間に遊んでみてはいかがでしょうか。
漁業のミニゲームで資源集め
ロングタップで力加減を調整して投網。長距離ほど距離感が掴みづらかった。
プレイヤー領地には港があり、漁業のミニゲームをプレイして素材獲得が狙えます。
タイミング良く網を投げるだけとシンプルながら、力加減の調整が難しく狙った位置に投げるには慣れが必要な印象です。
15回の投網でどれだけの魚を獲得できるか、自己記録の更新を狙ってみましょう。
英雄ごとに兵種があり、有利相性の相手にぶつければ勝利が狙いやすい。
また、港から船を出して島へ出ると、英雄が敵兵と戦うシミュレーションバトルにも挑めます。
自陣マスに英雄を置けば自動でバトルが進行し、敵部隊との兵相性に合わせて配置を考えなければなりません。
島での戦闘はチャプター任務の対象にも入っているので、隙間時間に進めてみてください。
事前予約中のタイトル！
マイナスポイント
基本システムに目新しさがない
カジュアルアクションはあくまでサブコンテンツで、メインは領地発展。
文明発展が目的の原作があるものの、システムはよくあるストラテジー系で大きな違いを感じられません。
8つの文明があっても選んだ国ごとに行動変化があるわけではないので、似た作品を遊んだ方なら既視感を覚えてしまいそうです。
熱中してしまうサブコンテンツがあるのはうれしい点ながら、基本部分は量産型のストラテジーと言わざるを得ません。
聖剣修復後は繰り返し行動が多め
領地発展の物語や英雄ごとのストーリー要素があれば良かったかも。
本作は聖剣を修復して文明を選んだ後、施設発展と戦力強化を行う繰り返し行動が目立ちます。
チャプター任務があるものの、達成しても物語が展開されるわけではなく、ミッションの作業感が強めなのも残念です。
序盤はムービー付きと力が入っていた部分なので、物語要素を強めれば遊びごたえが増すかもしれません。
総評レビュー・総合評価
「エイジ・オブ・エンパイア モバイル」では、小さな村から帝国を作り上げていく基本に忠実な領地発展要素が楽しめます。
3Dで描かれた英雄の姿も美しく、カジュアルアクションや漁業のミニゲームにも熱中できました。
エイジ・オブ・エンパイアシリーズや戦略ゲームが好きな方は、一度遊んでみてはいかがでしょうか。
エイジ・オブ・エンパイア モバイルの関連データ
| アプリ名 | エイジ・オブ・エンパイア モバイル |
|---|---|
| 日付 | 更新日：2024/11/21 公開日：2024/11/21 |
| 公式ツイッター | - |
| 公式サイト | - |
| 価格 | 基本プレイ無料 |
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